今こそ振り返る渡航 Vol.2

こんにちは堀内です。

「渡航を振り返る」という事で、自分は2019/2、2019/9、2020/2と3回の渡航を経験しました。

それぞれの渡航で、起きてることは違ってきます。メンバーも違えば担当する役回りや行程も違ってくるので当然です。

そのように個別で起きたことを書いていくのもいいのですが、僕としてはそれよりも僕自身が3回も渡航してきて3回ともに共通して自分が感じられた渡航の醍醐味みたいなものをそれぞれ書き残す方がいい気がしたのでそのような形で記して行こうと思います。

1,異国の子供たちとの交流

彼ら彼女らは元気です。

ひとたび、APOLLOメンバーが支援先であるピンニャーミェ僧院学校の門をくぐれば沢山の子供たちが走ってきてくれます。

言葉は通じませんが、交流は成り立っていて

追いかけっこ、手遊び、サッカー、スマホのカメラなどで遊んだり

おぶったり、自由帳に名前を書いたり

など正直疲れるくらい遊ぶことになります。

ピンニャーミェ最終日はいつも寂しい気分になります。

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2,異国で支援施策を実行する難しさと楽しさ

直接的に支援の提案の説明が出来ないこと、半年に一回しか支援先の現状を把握出来ないことは施策を実行する上でかなりの障害になってきます。

もちろんそういうことを折込済みで支援をしている訳でそんな状況下でメンバー間で考えた創意工夫やお世話になるガイドさんの支援もありなんとか達成されるときはとてもやりがいを感じることにはなるし越境支援の醍醐味なのかなと感じました。

3,情緒的なミャンマーの風景

ミャンマーの風景はいいです。

一口に東南アジアの国々と言っても発展の度合いは国によってそれぞれで、うまくは言えませんが「ミャンマーにはどこかちょうど良さがある」ってある写真家が言っていました。僕もその意見には同感です。というのは、他の国ほど外資企業が多くはない(マクドやスタバはありません)が発展していない訳ではないということになります。下に自分で撮影したミャンマーの風景を載せます。

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シュエダゴン・パゴダ周辺(ヤンゴン)

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マハバンドゥーラ公園(ヤンゴン)

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バガン

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ウーベイン橋(マンダレー)

4,多くの時間を費やしたメンバーとの渡航

やはり毎週ミーティングを重ねた上で、その成果物を確認できる渡航です。

特別です。

3回ともとても楽しく記憶に残るものになりました。

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2019年2月 第5回渡航

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2019年9月 第6回渡航

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2020年2月 第7回渡航

最後に

今回の夏渡航を実施出来ないことをとても残念に思います。

今回の渡航ではようやく団体として2校目に着手するとても意義深い渡航になるはずでした。

自分が所属してからを振り返ると、団体に入ったとき既に一校目であるピンニャーミェ僧院学校には相当数の蔵書がありました。

しかし、ここからがボランティア支援事業の一筋縄ではいかないところでした。

「本がある」だけでは「子供たちが自由に本を読む環境」を提供できないのです。

当時は、学校の先生方が本の損傷や紛失を恐れ図書館の開放時間が著しく制限されている上に子供たちが本を自宅に持ち帰ることが出来ない状況でした。

この問題を解決することがこの二年間団体として取り組んできてきたことの軸でした。

ザックリ何をしてきたかというと、

①APOLLOと支援先の距離感を近くする

②多忙な先生方の負担にならない子供たち主導の図書館運営提案

でした。

ここまでの案にたどり着き実行するまで相当数の歴代所属メンバーが考え、作業してきました。

このような経緯を考えるとやはり悔しいものですがいずれミャンマーに行ける日はまた来ますし、先行きが見えない中で作業している今期の図書館班に期待と応援をするのみです。

ピンニャーミェで完成させた図書館をより多くの本を必要とするミャンマーの学校に設置される日が待ち遠しいです。

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