見出し画像

ilodoliの「イロドリ」とは?

こんにちは。インターン生の宮島と申します。

私が現在担当しているのは、粟飯原さんが前回のブログで書いた「ilodoli」におけるデータ分析や営業のサポートです。

今回は、このプロダクトがilodoliという名前に決まったきっかけや、ilodoliが明らかにする人事施策で用いられる6種類の色についてお伝えしたいと思います。

今回の投稿で、私たちの取り組んでいるilodoliに興味を持っていただけると嬉しいです!

サマリ

-ilodoliは、「データの力で、色とりどりな従業員と、色とりどりな打ち手を繋ぐ」をコンセプトに、個人の価値観に合わせて、企業がデータに基づいて組織や個人に対する適切な施策を打つことができるようにするサービスです。
-開発を進める中でよりプロダクトに親しんでもらえるために、分析結果の表示やタイトルにもこだわり、検討を重ねた。
-このような経緯で開発を進めているプロダクトを、より多くの人に使ってもらう方法はないだろうか?教育機関では従業員(教職員)と顧客(学生)という異なる層がおり、お互いに組織に対して異なるエンゲージメントを抱いているはずである。

はじめに

まず、アポロ株式会社の概要です。アポロ株式会社は、「AIサービスを世の中に加速度的に普及させること」を目的としたスタートアップ企業です。大手コンサルティングファームでクライアントから高い評価を得て活躍されていた方々が中心となり、2020年7月に設立されました。この記事を読んでくださっている方には、是非こちらの会社紹介をご覧いただきたいと思います!

次に私が現在担当しているilodoliについてです。組織の人材コンサルティングツールであり、ダッシュボードでデータを可視化することで人事コンサル・実装・サポートまで包括的に行うことができるツールとなっています。

ilodoliのプロダクトビジョンは、「データの力で、組織と個人が、より楽しく・よりチャレンジできる社会へ」です。働く人の価値観が多様になっていることに着目し、その個人の価値観や課題に合わせて、経営者や人事の方が施策を実施できるようなサービスを目指しています。

ilodoliのきっかけ、名付けの理由

“働く”に対する従業員のマインドは多様化しているということは、各種の調査からも明らかです。(厚生労働省 平成30年版 労働経済の分析)

そのことを踏まえると、企業が打つ社内向けの施策も、そのマインドに合わなければ効果が無いかもしれません。

こうした課題感を背景に、"ilodoli"が生まれました。 ilodoliの語源は“彩り”です。即ち、我々働く人達すべての多様な価値観を定量化し、“働く”という活動をより豊かにしていきたいという想いに由来します。
受験勉強のようにスコアの高い低いに一喜一憂するのではなく、多様な価値観を前提とし、“どうすれば働くことが 豊かになるのか?”という、現状を打破する武器(示唆)を作りたい、という思いをもって、日々働いています!

"ilodoli"以外にも、このプロダクトの名前には"iroai""HERT""スライミー"など複数の候補がありましたが、その中で綴りが回文であること、タイトルの対称性を意識し、"ilodoli"という名前を付けました。

またilodoliでは、個人を6種類のタイプに分類しています。「仕事以外も含めて自分の生活全体をどのように満たしていきたいか」を市場調査で10,000人の従業員に聞き、6種類のタイプを作成しました。そのタイプごとの特徴を言語化し、デザイナーと話し合いながら、最終的に各タイプに色を付けました 。

タイトルは、TYPE1~6まで命名されましたが、それぞれどのような候補があったのか以下にご紹介します。


  1. 気まぐれブルー、趣味人ブルー
     →らしさブルー(趣味で⾃分らしさを追求 タイプ)

  2. 現実イエロー、お稼ぎイエロー
     →わりきりイエロー(職場での収⼊が優先 タイプ)

  3. 貪欲レッド、熱血レッド
     →ひたむきレッド(仕事を通して成し遂げたい タイプ)

  4. 副業パープル、悟りパープル
     →かけもちパープル(副業や投資にシフトしたい タイプ)

  5. 献身グリーン、利他愛グリーン
     →やりがいグリーン(社会貢献とやりがいが⼤事 タイプ)

  6. つながりオレンジ
     →つながりピンク(何よりも人付き合い タイプ)


当初6番目の要素である「何よりも人付き合いタイプ」のカラーはオレンジでしたが、社長の宮地さんがももいろクローバーZの色から着想し、ピンクへと変わった経緯があります( ´∀` )

このようにして、ひらがなとカタカナで名付けられた名前となりました。なんだか漢字が含まれていると難しい印象がありますが、このネーミングだと、親しみが湧いてくる感じがしませんか??

マーケティングや人事以外への施策も考えたい!

ilodoliは現在の会社でモヤモヤした気持ちを抱えている社員さんや、個人に合わせて手を打ちたい人事の方に対するプロダクトとなっています。

私は現在大学生ですが、ilodoliの施策を学生に対しても打っていくことができると、所属する大学やサークル等の組織に対する帰属意識や成長が見込めると感じています!
私の所属する大学でも、年度末にアンケートが実施されていますが、その分析結果が公表されていないので、適切に施策が打たれているのかなあと思うところです。

コロナ禍で退学が増加したというニュースもありましたが、その要因には帰属意識の薄さや、不満の蓄積があると考えられます。
そのような事案を企業においても解決し、より自分らしい働き方・ライフスタイルを見出していただくことは、社会全体にとってプラスの効果を生み出すことでしょう!

今後もエンジニア、データサイエンティストの方のブログを投稿予定ですのでお楽しみに!

さいごに

アポロでは、ilodoliをはじめとするプロダクトを一緒に推進してくれる仲間を募集しています!
「大学で学んでいることを社会でどう生かせるか知りたい」そういった思いはありませんか?
大学生・大学院生の方で長期インターンに興味のある方、様々な募集ポジションがアポロにはあります。ぜひ応募してみてください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?