見出し画像

変動損失(インパーマネントロス)について MMPROファーミングをもとに考える

最近、ここ数か月?ずっと注目の $MMPRO
中々、暴騰しないな~とおもいつつも私は大半をファーミングしています。
対応への不満だったりもある部分があるのもわかるけど、そのマイナスも含めて私は期待の方が大きくて継続中です。

MMPRO自体については過去noteより(更新してないし古い情報等もあるかもしれませんが、、、)

https://note.com/apo_pd2/n/n62496d44967c

色々すっとばして、まずMMPROでのファーミングは是非気が向いたら
⇩のリンクより!

変動損失について私もそんなに理解度高くないので、あくまで参考として、調べるきっかけの一助になれば、くらいのスタンスで書いてるので、間違っている場所等あったらごめんなさい。

ただ気にしすぎてトータルで合理的に考えられていない人も結構いる気はしてるし、損失ってつくからイメージ悪いのもあるけど、私的にはガス代勿体ないからDeFiは絶対やらない!ぐらい論理破綻してるような印象もあるから、向き不向き等も自分で考えることが大切だなぁ~と思います。
ファーミングはインパーマネントロスがあるからオススメしません!みたいなのは、あってる場合もあるし全然間違ってる場合もあるし、それだけだと全然考察が足りていないかな、と。

1 変動損失について

変動損失(インパーマネントロス)とはファーミングをする際に、「そのままバラバラに持ってるよりも、LPにして流動性提供したときの方が全体の評価額が下がってしまったよね」、というやつ。
だから必ずトータルで損するわけではないけど、人によって理解レベルに大分差がある気がする。

さてLP(流動性)の主な特徴として
・組む時に両方のトークンが1:1で必要
・分解する時も1:1で分解される

そのため、両者の枚数が初期から変化してしまいます。
またお互いの相対的な変動率により枚数が変わるのも特徴の一つかな。

簡単に表現するとAとBというトークンがあったとします
その時AがX倍になったとすると
Aの数量=√(1/倍率)
Bの数量=√(倍率)
となります。
イメージ湧きにくいかと思いますので表とグラフにしてみました。
※ささっと自分用に作ったので間違ってたらごめんなさい

100%が変動なしということです

2 MMPROファーミングに一部あてはめつつ考察


さて変動損失踏まえた上で考えていこうと思う。といっても現時点で明確な考えがあるわけではなく、書きながらなんか浮かんでくるだろう、みたいな感じなので、正しいのかもよくわからないし、どうなることやら、みたいな。

いまの利率はこんな感じですね。
APRは現時点だけど過去のたらればで考えてみるかな。
採用ペアはもちろんコレ。MMPRO ‐10SET

EARNがダブルリワードが特徴です。
ここはざっくりAPR66%として、
体感&アバウトに11%がTENSET、55%がMMPROで考えていきます。

MMPROの現時点日足チャートです。LPが不利になるように価格変動が大きそうな底で計算してみます。仮定の話なのでTENSETはずっと一定とします。
2021/11/19 0.1057ドル
2022/4/2 0.1659ドル
これで計算してみます。

134日間、MMPRO変動率+57%
まだ全然割安なので変化率は少ないですが今後はもっと大きくなるかなぁ~なんて。

またまた自作の表です。1000ドル投資していた場合の片方がその倍率になったときの比較です。
ここで157%のところをみると
単体(500ドルずつTENSETとMMPROを持っていた場合):1285ドル
LP:1253ドル
価格差は32ドル。この時の損失は2.49%なんですよね。
APR66%として55%分がMMPRO
日利で0.15%
134日で20%
200ドル分のMMPRO
そしてそこに+57%の評価になっているので317ドル
そうなると1285(単体)と1253+317+TENSET EARN分

と考えるといかに変動損失にビビリすぎていたかがわかると思います。
ただまぁ今回は+57%程度だったのであれですが、
また別の考え方。
1000ドル投資しようと考えた場合は
単体1000ドル。MMPROの場合はそれで考えることはありませんでしたが、ファーミングだと1000ドル資金があります。これを単体ステーキングにするかファーミングにするか。
その場合1000ドルは+57%で1570ドル
偶然だけど両方1570ドルですね。(TENSET分は抜いてあります)
まぁそれでもファーミングに少し部があった結果。

大体のイメージがついたところでもう少し倍率差がついたとき。
10倍の差がついた時、ロスは-42.50%
しかしこれは資金が減るというわけではなくて、

半々で単体   5500ドル
LPを組んだ場合 3162ドル
全部単体     10000ドル
ここで考えなければいけないのはLPを組んだ時の利率と価格変動リスクをどう考えるかということが非常に重要になる。
結果的には全部単体が得だったわけだし、LPだと損が大きそうに見える。
ただ基本的にファーミングで貰える金利は大きいのでそれで相殺した上でさらに得があるか、というのを考えなければいけない。
また逆に値上がる想定だけど、絶対に上がるかはわからない。
きちんと上がった時と下がった時を考えておくべきです。
逆に1/10になったパターンですね。

半々で単体 550ドル
LP         316ドル
全部単体      100ドル

 ここの金額での考え方の齟齬で話が合わないことも多い気がする。

・LPと全部単体で比較する人
・半々で単体とLPで比較する人

つまり全部単体が一番変動が激しくて、半々で単体が一番損する確率が低い部分はパっと見ありそう。
その一方でLPは高金利だから金利や、両方のトークンの自分の信頼度によりかなり判断が変わってくる。
LP組んだ場合のリスクについても、1000ドルを単体で持つかLPにするか、という判断だと、片方の値下がりリスクはLPであれば半分+変動損失だけ
単体であれば100%受けてしまう。
ということを考えると、LPの方が安全という考えの人もいるし(他のDeFiセキュリティ的なリスク等は除く)
LPの片側が0価値になってしまえばもう片方の枚数もほぼなくなり実質0となります。
つまりペアを組むトークンはお互いに

・どれぐらい値上がりをしそうか想定
・ゼロ価値になる可能性がどれくらいか想定

BEP20での一般的なファーミングはBNBペアやBUSDペアが多いです。
BEP20である以上、BNBがゼロ価値やBUSDがゼロ価値っていうのは考えても仕方がない範囲かなと思います。

ただ、やはり賭けたいトークンは値上がり期待してるわけで、私はMMPROの場合には、相当なBNBの値上がり期待より大きいように感じますし、BUSDだと金利で値上がり分をペイできるのか。
そこで、凄いのが私はTENSETペア
時価総額ではTENSETの方がまだ20倍以上大きい所ではありますが、
TENSETも私はまだまだ拡大できると思っている中で
MMPROの値上がりにも期待できる。そして金利も貰える。
というところに期待しています。

ただまぁ片方が一気に10倍とかつけちゃうとLPが損ですが、そこの値動きは全然わからないし、MMPROの方が上がり代は大きいとは思いますがTENSETに並べるのかというと、TENSETも凄いので大変かなぁ、
そうなるとMMPROの方が倍率取れそうですが、一方的な流れにはならずに、シーソーのように両方上がってくる目線でいます。

要は、どのような想定なのか、色々な可能性を考えて、自分なりのリスクの取り方を考えて、変動損失にも向き合うのが吉かなぁ、、、なんて。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?