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どんなに美味しいご飯だとしても

私のお母さんは料理が抜群に美味い。

私が小さい時から冷凍物はほぼ使用せず(お弁当も)、
全て手作りだった。

洋食はあんまり上手じゃないけど(笑)、
お吸い物から(ちゃんと出汁を取って)おはぎまで、1からちゃんと作る。

これが普通だと思ってたけど、
そうでもないと大人になって知った。


そんな美味しいはずのご飯だけど、
小さい頃は味など味わっている余裕などなかった。

いつも怒鳴り、怒られていた私は、
ゆっくり落ち着いて食べるということを知らなかった。

いつも怯えている。
心臓が速くなる。

この体の感覚は、
大人になってセラピーを受けて緩んでくるまで気づかなかった。

さらに両親が仲わるいから会話がない。

エネルギーが滞るしかない。

便秘だったのも、
少食だったのも、

怯えているエネルギーが関係していた。


緩んできてやっと、
みんなが言う、美味しいもの食べたいとか、
ご飯が美味しい!!
って心から思えるようになった。


どんなに健康なものを食べても、
どんな状態で食べるのか、
は本当に大切だと思う。

と言うよりも、
何を食べるかより、
好きなものを、安心できる空間で、
美味しいって心から味わって食べることが
一番の健康食なのだと、
私は感じている。

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