辞めぎん

銀行を10年務めた後、事業会社でM&Aをしております。 自分の頭の整理目的でM&Aや銀行員の転職マーケットについて書いていこうと思います。

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最近の記事

銀行を辞めた111名の転職先一覧

「銀行を辞めた」という話はよく聞くけど、実際にどのような先に転職しているのか? 転職エージェントに異業種を薦められたけど、本当に銀行出身者が居るのだろうか? ちょっと気になりますよね.. 自分もめちゃくちゃ気になりました。けど網羅性があるデータがどこにも無く、困ったことをよく覚えています。 ということで自分が見聞きした先を纏めてみました。 転職先の個社名まで書くのは個人情報の観点で難しいので、業界を基準に纏めました (業界は勝手基準です) 。 第一章では"大業種"として

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    • PEファンドの選考におけるモデルテストと面接時質問について

      この記事は実際のPEファンド選考における面接とモデルテストの内容をメモしたものです。 自分の受けたファンドは以下のような先になります。 投資サイズ様々ですが、どのファンドもモデルテストや面接で聞かれる内容に大差なく概ね同様でした。 但し、ラージとスモール独自で聞かれることもあったので、それも分かる様に記事にしました。 ラージキャップ(カーライル、KKR、JIP等) ラージミドルキャップ(ユニゾン、ポラリス、アドバンテッジパートナーズ等) ミドルキャップ(アントキャピタ

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      • 金融機関などのJTCで女性総合職が昇進しやすい背景

        たまにtwitterで「金融機関の女性社員は昇進しやすい!」みたいなポストを見かける。 優遇されているかどうかは分からないが、確かに女性の活躍の場が広がっているし、各金融機関を始めいわゆるJTCと言われる企業は揃ってIR上に女性活躍を打ち出している。 これについて、個人的に背景として思い当たる点を纏めてみた。 ただし。 前置きさせて頂くと、本ポストは人事評価上女性を優遇しているとか、そういうことを言いたい訳ではない。 以下、(一部推測も交じってしまうが、、)事実を列挙した

        • 自分が若手銀行員だったころに知っておきたかったこと

          (こちらの投稿はXに2024/2/6に投稿したものを改変したものです) 今銀行で働かれている若手の方向けに、 「自分がその年代で聞いておきたかったこと」と思えることを書いてみました。 当時とは微妙に時代も変わっているでしょうし、あまり参考にならない可能性もありますが少しでもお役に立てますと幸いです。 そもそも銀行の若手時代がなぜしんどいか を考えてみると、 ①基本営業に配属されるが仕事の幅が広すぎる(口座開設等の事務から融資、運用の提案まで)、 ②本部に配属されたとして

          【Xで100万PV】銀行員の転職リアル

          (X (旧twitter) に2024/2/22に投稿したものをベースに一部加筆したものです。) 最近銀行からの転職希望の面接が多い。 自分も元銀行員だし感じたことを列挙していく。少しでもどなたかの参考になるといいなと思い、書きました。 まず銀行員が他業界(特に事業会社)へ転職できるのはリアルに35歳くらいまで な気がする。 その理由は、事業会社は担当者としての経験をさせたい意向がある。 担当を数年やってもらい40歳前後で管理職に据える、この狙いがあるから、35歳くらいが

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          AmazonがiRobotを買収!

          AmazonがiRobotを総額2,200億円で買収する旨、発表がありました! 興味本位で、iRobotを調べてみました。 業績公表IRによれば、iRobotの直近の業績は以下の通りでした。 直近決算では、 売上高:USドルベース 1,564 百万ドル(2022/1月の為替レート 115円で考えると、日本円では約1,800億円) 営業損失:USドルベース ▲1 百万ドル(2022/1月の為替レート 115円で考えると、日本円では約▲1億円) とのことでした。 どうやら

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