食べて、働いて、休む、休日の過ごし方。
「組織で働くの、心底向いてないな」
こう思うの、もう何回目だろう...。
今週もまた、心が折れる出来事が起きた。そしてさらに追い打ちをかけるような、傷心した心をえぐってくる上司の一言。
すぐに言い返せたらいいんだろうけど、モヤモヤした感情が湧き上がってくるのは、いつも家に帰って思考が落ち着いてから。言われた言葉を反復してまた落ち込む、負のスパイラル。
ふーーっと大きなため息をつく。「休日は、おいしいものを食べるぞ。」と心に決めた。
さて、行先だ。どこへ行こう。数日間、リサーチの鬼と化して、出かける場所の候補について調べあげる。
行き先は、三重の白山、長野の松本か、格安航空のセールでいっそのこと北海道へ行くか。
好奇心がむくむく湧いてきて、どんどん調べてしまう。そして、もはや一度の旅行では周りきれないほど、行きたいお店の候補はどんどん増えていく。
散々迷った結果、結局いつもの名古屋のお店を巡ることに落ち着いてしまった...。
食べて、ちょっと仕事して、また休んで。心を労わる休日を振り返る。
まず向かったのは、東山動植物園の向かいにある『喫茶prologue』。
気になっていた本屋『ON READING』も同じ建物にあったのだけど、残念ながらこの日は臨時休業だった。
さて、大人気のこちらのカフェ、とっても居心地が良かった。アンティーク調のインテリアはどこを切りとってもおしゃれ。いわゆる「淡いカフェ」「無機質カフェ」とも少し違う、やさしく包んでくれる雰囲気があった。
いただいたのは、「文旦のロールケーキ」と「チャイ」。
寒い日はラテやチャイでほっこりしたくなる。静かなBGM、雨の日のしっとりとした静かさもあいまって、読書しながら穏やかに過ごせた。
すぐに昼ごはんの気分ではなかったので、電源のあるブックカフェで作業していくことに。
以前宿泊したこともある、ホテルに併設している『LAMP LIGHT BOOKS CAFE』。お昼頃はお客さんも少なくて、PC作業が捗るのでお気に入りのお店。
休憩時間には、気になったエッセイを読んだり。他にも気になる本をいくつか見つけたので、また図書館で探してみよう、と次の休みの楽しみができた。
14時過ぎにランチに伺ったのは、スパイスカレーの『Bar Ka na ta』。癖強めなスパイスカレーが日替わりで登場していて、ずっと気になっていたお店。
「大須観音駅」から10分くらい歩いて、お腹もいい感じに空いている。ポークビンダルーとダル(豆)キーマカレーの合いがけ(ご飯は少なめ)、マサラチャイをいただいた。
ピリッと舌が痺れるような、「酸っぱい」と「辛い」が押し寄せるポークビンダルー。ホロホロに煮込まれたポークもいい感じ!
ダル(豆)キーマカレーは、優しい感じ。付け合わせのアチャールと混ぜて食べるのが楽しい。こちらも具がゴロゴロ入っていて、物足りなさは一切ない。
マサラチャイも、今までに出会ったことのないような複雑な感じ!(褒めてる)
スパイス好きにはたまらない味で大満足。また行きたいな。
今回も、いろいろ考えごとをしながら歩いて、食べて、休んで、少し仕事もする、そんないつもの休日を過ごした。行きたいところ、食べたいものがたくさんあって、時間も胃が足らないのも、いつものこと。
心が迷ったとき、しいたけ占いを読むと「私のこと、どうして知ってるんですか」と言いたくなる。今週のことばには「てんびん座が生きていく世界には、『遠い場所で輝いている太陽』が必要です。」と書いてあった。
本当に、その通りだ。「いつか行ってみたい・また行きたい大切な場所」の存在は、わたしの心を救ってくれる。それに、今いる環境でしか生きていけないわけじゃない。行こうと思えば、海外だって行けるんだ。
「次の休みは○○しよう!」と思える心の健康くらいは、自分で守ってあげないと、と思った休日だった。
先月のエッセイ記事と沖縄の記事、たくさんの方に読んでいただいて嬉しいです!自分の書いた文章が、誰かの行動のきっかけになるなんて、そんな嬉しいことはありません。いつもありがとうございます✨
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