レヴィアタン
ずっと心の奥にいたレヴィアタンちゃん。
でもね、あなたのことを書くなら今日だと思ったの。
☪︎ 特別でいちばん
仲良くしてくれる人みんな大好き。だから、あなたのことももちろん好き。
わたしとあなたはまだ友達ではないけれど、わたしはあなたのことが好き。
高校で、あなたに新しい友達ができていたらどうしよう。わたしよりも先にあなたと仲良くなる人がいたらどうしよう。あなたがもし誰かと恋に落ちてしまったらどうしよう。あなたがわたしと仲良くなろうとしなくなってしまったらどうしよう。もう"Oh my!"の文字には収めきれなくなってしまって、どうしよう。
離れた高校で、もしくは大学で、魔法が解けてしまったらどうしよう。あなたがわたしの本当の価値に気づいてしまったらどうしよう。わたしなんかよりも良い人だらけなこの世の中で、素直になれない捻くれ者のわたしがあなたの特別でいちばんでいられる方法はなんだろう。
✧ 醜い
心優しいあなたたちには、わたしの良い面だけが見えるのだろうか。あなたがどこを見ているのかわからない。あなたたちの褒め言葉が理解できない。わたしはあなたの話を聞けない。わたしはわたしの話ばかりする。気分屋。感情で動いたかと思えば正論を押し付けようとする。醜い。
そんなだから、あなたたちはきっと、いつかわたしなんかよりももっと素敵な人に出会った時に、わたしの価値の無さに気づくんだと思う。そしたらわたしは卑屈だから自分から連絡なんてほとんどしないだろうし、あなたから連絡することもなくなって、仲良くなくなってしまうと思うの。そんな未来をよく想像する。ウザい。直したいという意思はあるのに、いざ口を開くと何も変わらない言葉のラインナップ。あなたと対等な人類が羨ましい。
✿ レヴィアタン
わたしを傷つけるあなたが、わたしが傷を与えたくない人に関わろうとするのを見て頭が痛くなる。卑屈で捻くれ者のわたしにそんなことを言う権利がなかったとしても、わたしに棘を投げつけるあなたにもきっと権利はないと思うの。
あなたの素直ではあるけれど周りのことを考えずに発言できるところも、周りを傷つけたことに気づかない鈍感さも、人の慈悲で関わりを続けられていることを知りもしない傲慢さも、全て心底羨ましい。煩悩。
レヴィアタンちゃん、あなたは人前には出せないよ。どうしても悪い子に見られてしまうから。こっそり外に出るよ。あまり騒がないでね。
殴り書きがぴったりだよ。これは、いつか全てが揃った時のためのメモに過ぎないんだし。