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終わりを意識すると、何をしたいかがクリアになる

最近、特に勢いがあるなあと感じる友人の年代が
40代から50代前半に集中していることに
気付きました。


若い人は若い人で頑張っているのだけれど、
なんというか、
「生きることに対する気迫」が違うんです。


やりたいこと。


行きたい場所。


達成したいこと。


どんな人と一緒にいたいか。


どんな自分でいたいのか。


それらに本当に素直で、忠実で、
「アタマ」で考えていない。


ただただ自分の魂が求めるものを
迷いなく選択して、
その道を信じて一歩一歩着実に進んでいます。


なんでそんなに気迫があるのかなと
観察してみると、
人生の終わりを意識し始めたからだと感じます。


若い人はがむしゃらに、
ひたすら夢や希望という階段を上っていく。


人生を折り返した人は死を意識し、
自分の肉体はいつかなくなる意味を理解しつつ
きょうという日を精いっぱい生きる。


どちらがいい、悪いではなくて、
誰もが必ず年を重ねる中での
「人生の立ち位置」の違いだと思います。


気迫があって、ストレートで素直な人のことばは、時にシンプルすぎて
逆に理解が難しくなることもあるのですが、
そのときに自分がいつのまにか持ってしまった
「ややこしさ」が浮き彫りになります。


生きるってややこしいけど、
大部分は自分で
ややこしくしてしまっているもの。


誰もが小さなときは
シンプルにありのままに生きていたはずだから、
ややこしさはどこかの時点で
いつのまにか始まってしまったんです。


でも、そのややこしさは
一生懸命に生きてきた証でもあります。


一生懸命に生きてきた証だからこそ
より磨きをかけたいですよね。


そんなときは、終わりを意識してみると
削ぎ落とすものが明確になって
何をしたいのかがクリアになるのだと思います。


時々、生きることと同時に
この体を離れるときのことを意識してみると
今までとは全く違う
答えを得られるかもしれません。


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悩みを抱えている人やもっと自分らしく生きたい人が、毎日1センチでもいいから理想に向かって進めるよう、何かお役に立てたら嬉しいです。