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人を信じ、頼るトレーニング中です
世の中の長男・長女あるあるが「人を頼れない」「一人で頑張ってしまう」「助けてと言えない」だと思っています。
もちろん全員ではないのですが、甘え下手とか、力の抜き方がわからないとか、素直になれないとか、たくさん聞きます。
ご多分に漏れず、三姉妹の長女であるわたしは全部にガッツリ当てはまっていて、それゆえにかなり苦しい生き方をしてきました。
自分のことだけだったらいいんです。
自分だけの苦しみになるので。
でも誰かを救いたい、大きな結果を出さないといけないとなったとき、一人で頑張ることで望む結果をかえって逃してしまうということに気付きました。
この半年以上、自殺したいと言っている仲間を助けたいと奔走している中で痛感したのが「自分だけでできることの限界」です。
わたしは話を聴いたり、誰かの安息の地になることはできるけど、相手に目標設定やビジョンを持たせて”尻を叩く役割”は苦手です。
カウンセラーやヒーラー的な役割はできるけど、コーチングのコーチは不得意なんです。
以前はそれらを全部できてこそ「相手のためになれている」と思っていました。
でも、仲間を死なせてはいけないということに全力でコミットすると、自分の不得意な役割を続けることでかえって死に近づくのではないかと感じました。
これは死にたいと言っている人の問題ではなくて、「わたしが自分の壁を突き破るトレーニング」なのではないかと思いました。
わたしが持っていないものを持っている人に、助けてほしい、力を貸してほしいとお願いすること。
それがすべての流れを一変させる一手ではないかと。
そう思い、プロのコーチとしても活躍している信頼できる友人にこの半年の経緯を洗いざらい話して、助けてほしいとお願いしました。
昨日の午後伝えたばかりなのに、緊急事態だからと今日朝には段取りを整え、忙しい中、車を飛ばして本人に会いに行き手を打ってくれました。
「このことを知らずに万が一が起きていたらすごく後悔した。言ってくれてありがとう。」
そうとまで言ってくれました。
つらいことを乗り越えるときも、誰かの力になりたいときも、一人で全部を抱えなくていいのだと思います。
自分のできることを精いっぱいやったうえで、それでも無理なら頼っていいんです。
そうしてお互いに与え合って生きていけばいい。
頼り頼られ、信頼し信頼される世界。
そんなエネルギーの循環を起こして、生きることが楽しい世の中にしたい。
そんなふうに思っています。
悩みを抱えている人やもっと自分らしく生きたい人が、毎日1センチでもいいから理想に向かって進めるよう、何かお役に立てたら嬉しいです。