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AK男子の話題でマッチングアプリの闇を思い出す

今日、Twitterでにわかに話題になっている「AK男子」。
A=あえて
K=結婚しない
男子。

家庭を持てる安定した収入があり、結婚適齢期でも「あえて結婚しない男性」とのことだった。

やはりというか当然というか、TwitterではライフルのAK47を持った男性の画像と、あの記事を揶揄するツイートがひしめき合っていた。もちろん共感するツイートは見当たらない。Twitterだし、あの記事にはツッコミどころが多すぎる。(自虐か、創作で書いている可能性が高いが)

ただあの記事中の、
「魅力的な人は大学で素敵な相手をすでに見つけ結婚していることが多い」
…というくだりが刺さる人は多かったようだ。

当然今の私にも刺さった。私は大学には行かなかったし、その頃から老齢の方々に囲まれた職場と家を行き来するだけの人生で、前回書いたように当時は恋愛に興味も湧かず、する機会もなかった。今思えば、対象となりえる人間と接する機会が全く無かったのだから当然か。まあこの話はいい。


ここで、これまた少し前にTwitterで話題になったマッチングアプリの構図を思い出す。

男性の一番人気はハイスペックなイケメンだが、当人たちは同レベルのハイスペックな美女しか眼中にない。

二番目に人気な男性は、とにかくかっこつけただけの男。別にイケメンでもなく学歴も年収も高いわけでない、ただの遊び慣れた男らしい。要するにチャラ男。
女性は誠実で安定した相手を探していても、ほとんどがそういった遊び慣れた男性に上手く引っけられ、ただ遊ばれて終わるらしい。

そして誠実で安定した年収の、控え目で目立たない男性は、カースト下層としてほとんど相手にされない。
遊び慣れたチャラ男は一見魅力的で、遊ばれていると気付かずに引っかかった女性は自分はそれなりにイケメンと付き合えるレベルだと思うようになり、本来釣り合うはずの誠実な付き合いを求める地味な男性と自分は釣り合わないと相手にしなくなる。…というバグのような現象が起きるらしい。

日本の男性は男性経験の多い女性よりも男性経験が少ない女性を好みがちだが、今後はこの二極化がより進むのかもしれない。


あの記事の男性のように、安定した家庭を築ける人があえて結婚しないスタンスを取るようになってくれば、日本は少子化が余計に加速していくか、経済面や教育面で問題のある家庭が増えて家出少女問題などが、今後より増えていくのかもしれない。いやまあ知らんけど…。

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