【SECR TEST2】M4GT3ワンメイクで4位入賞!
どうも、岡田です!
今回は5/14に行われたiRacingのレース「SUZUKA e-Sports Challenge Race (SECR) TEST 2」のレースレポートです。
グランツーリスモにはまだ無い新型M4 GT3でのワンメイクレースで、内容満足の4位入賞することができました😆
■M4 GT3による1時間レース
コースは鈴鹿固定で、毎回使用車種が変わるSECR。
今回はBMWの新型GT3マシン「M4 GT3」のワンメイクレースとなりました。
今年2022年から各地のレースに本格参入するBMW M4 GT3。
実はM4 GT3をシム系ソフトで最も早く収録したのがiRacingで、実車のシェイクダウンテストカーが発表されたタイミングという異例の早さで収録されています。
今回も79号車「ZENKAI RACING e-Sports Team」からの参戦。
カラーリングはゼンカイレーシングのメンバーでドリフトシム世界大会に出場しつつ、チームのMOD開発担当である川戸選手が製作してくれています。
最近のGT3マシン、エボモデルが出るたび「なんじゃこのグリルは!!(AMG GT3エボ)」「なんじゃこのウイングは!!(R8LMSエボ2)」ってなっていて、M4GT3はグリルもウイングもなんじゃこれって感じだったんですけど、カッコイイカラーリングが施されるとちゃんとカッコイイですねw
今回のレースは1時間の時間制。
セッティングはスプリントセットの固定で、弄れるのはブレーキバイアスのみ…というルール。
タイヤが結構耐久向きでライフはかなり長く、1時間レースでは無交換がセオリーとなり、ピットは給油量の差が出そうな設定になっておりました。
■ブレーキバイアスの調整で良い感触を得るも・・・
今回も「スミガレ」に行ってゼンカイレーシングの筐体と「MOZA」のステアリング・ペダルでプレイ。
家にあるT-GTと違い過ぎて練習にならないからと、当日まで練習しないスタイルでしたが、昼過ぎからずーっと練習してブレーキバイアスの調整で結構乗り味が変わることを発見。
最初は1分59秒台しかでなかったですが、ブレーキバイアスを49.0%付近(リアに51%)にして、ブレーキで曲がる車にした方が自分は乗りやすく、練習では1分57秒815まで出せていました。
本番予選ではコンディションが変わって練習よりもタイムは出にくい状況に。
また、セット固定の弊害で燃料が必ず52Lスタートになるのと、10分の予選の間にドンドンラバーが乗ってくる関係で、ひたすら走って燃料減らし、最後にアタックを決める…という流れでした。
結果はちょっと攻めきれず、1分58秒766で8番手スタートとなりました。
■チームメイト偉織君がスタートで大躍動!
GT3マシンらしく今回はローリングスタートでしたが、iRacingの「ペースカーが離れたらライン関係なくスタート!!」方式ではなく、実車で言う「インディスタート(グリーンシグナルまで間隔を詰めて2列隊列キープ)」が採用されました。
参加者の理解も深く、非常に奇麗な絵でスタートしてましたね!
ここで予選3番手だった、GT300ドライバーでゼンカイレーシングのチームメイトの偉織君が抜群のスタートを決め、真ん中から捲っていく形でトップに!
リプレイ見たらめっちゃカッコよかった(笑)
スタート直後は前が2列になってつっかえていてすぐ抜きたい気持ちもありましたが、前回の1周目クラッシュのこともあるので、とにかく安全に行き8番手キープでオープニングラップを終えました。
スタートから上位4台がバトルしながらも速いペースで周回し、5番手以降の第2集団にいましたが、徐々についていくのが厳しくなり、また燃費も意識していたのでどちらかと言えば防戦一方な展開に。
上位の1台がトラブルで離脱し7番手に上がりましたが、前半スティントは8番手七野選手に迫られます。
1時間のレースで約30周が想定される今回のルールでは、前半可能なら15周持たせたかったのですが、ギリ燃料が足り無さそうな感じだったので14周目にピットイン。
トップ争いをしていた偉織くん・黒沢選手などもここでピットイン。
ピットでなんと偉織くん・黒沢選手より給油量を節約できて前に出ましたが、逆に15周目に入った七野選手や原選手にアンダーカットされてしまい、6番手で後半スティントに入りました。
■VERSUS石水選手と好バトル!
後半に入ってからは前の七野選手・後ろの偉織くん共に約2秒ずつ離れて均衡してましたが、この時間が一番しんどかったです(笑)
加えてスミガレのプレイ環境周りに空調が無かったので、めちゃめちゃ汗が噴き出て、その様子が配信に映されるという…💦
残り10分少々というところで、原選手がスピンし後退。
そして七野選手に抜かれた石水選手のペースが乱れ始め4番手争いに。
25周目のシケインでアウト側から石水選手をオーバーテイクし、スミガレ会場で観ているお客さんから歓声も聞こえてきて調子に乗ったところを、1コーナーでまた抜き返される…というシーンも(笑)
今までiRacingでやった中で一番いいバトルが見せられたんじゃないかと思いますが、操作性の良い筐体環境でやれてるからこそだなと振り返って思います。
撮れ高は取ったけど、ちゃんと抜き返さなきゃ…と思っていましたが、27周目のスプーンで石水選手がスピン!
これでなんとか4番手に上がることに。
そのままの順位でチェッカー!
表彰台まであと一歩でしたが、内容としては事故無く、いいバトルもして、その映像も配信に映って、満足なレースでした!
■配信面での課題はあれど、盛り上がったレースに
テストレース2回目のSECRですが、今回はハコ車のM4GT3ということもあって前回ほど大荒れなレースでもなく、インディスタートも決まって、バトルも所々生まれる良い内容のレースだったと思います。
またYoutube配信では、今回実況に鈴鹿サーキットレースアナウンサーの辻野ヒロシさん、解説にゼンカイレーシング児島弘訓くんという顔ぶれで行われ、要所ではリプレイも流れるなどよりレース中継らしい配信になっていました。
レース後も運営陣で
・実況解説の音質
・選手オンボードの背景や格好
・レース映像の引き画化
・時々発生する配信停止
・岡田衛に彼女がいない
といった問題点の洗い出しがなされていたので、今後もSECRがより良い大会になっていくんじゃないかなと思いました。
次回6/11のテストレース3は不参加になる可能性が高いのですが、今回はいいレースが出来たので、また出来るよう頑張ります‼
岡田