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eモータースポーツを"観る"

どうも、岡田です。
何だかんだで筆が進む意識の高いeモータースポーツ語り。
なんでこんな意識高いことしてるんかというと、eモータースポーツが盛り上がってくれたら、ぶっちゃけそれだけ自分が楽しい思いできそうだからです。
せっかく楽しいこと見つけたんだし、2~3年で終わられちゃ勿体無い。

で、eスポーツを盛り上げよう盛り上げようってよく言いますが、盛り上がってる状態ってどんな状態でしょう?
僕は
・オーガナイザー(主催者)
・エントラント(参加者)
・オーディエンス(観客者)
が揃ってる状態
だと思ってます。
現状eモータースポーツ、いやeスポーツそのものにも言えるかもしれませんが、まずエントラントは揃ってますね。
敷居は低いですし、グランツーリスモSPORTで言うと「GRスープラGTカップ」の予選の参加者は世界で2.6万人も居たらしい。2.6万人中10位ってだいぶ頑張ってますよね?笑

次にオーガナイザーですが、これはこれから増えていく...と信じてます笑
今年グランツーリスモの大会は
・公式主催のFIAGTC(全6大会)
・ポルシェ主催のPERJ
・トヨタ主催のスープラカップ
・DKA主催のRoots
・日本レースプロモーション主催のSFバーチャルシリーズ
・茨城国体
etc...
こうして書くと結構色々やってますね!
オーガナイザーも大丈夫でしょう

じゃあ、オーディエンスはどうでしょう?
確かに東京モーターショーで開催されたFIAGTC WTはかなりの観客がいました。
しかしあれはモーターショーの1コンテンツとして無料エリアに設置されていて、eモータースポーツ単体のイベントだとあそこまでは集まらなかったでしょう。
PR的には多分成功で、あのイベントでeモータースポーツに興味を持ってくれた人もいたんじゃないかと思える会場の盛り上がりでした。

気が早い話かもしれませんが、リアルモータースポーツみたいに、観客がお金払ってチケット買ってまで観たい...まで行ったら間違いなく盛り上がってると言えるでしょう。

という事で、今回はそんな興味を持ってくれた人向けに?、eモータースポーツを観ることについて論じていこうかと思います。

◼️eモータースポーツ大会の流れを知る

eモータースポーツ大会って、具体的に何してるか分からない方って結構いると思います。
僕は同じeスポーツでも「ぷよぷよ」の大会の事は全く知りません。...いや「ぷよぷよ」で競ってるのは分かるけど・・・

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写真は今年6月に行われたポルシェ主催のPERJ決勝大会の、選手紹介のシーンです。
参加者10人!?過疎ってるねぇ!
いえ、違います笑
この10人は5月の間にあったオンラインでの予選を通過した面子です。

そうです。一般の方が見れるオフラインでのeモータースポーツ大会は本当に最終決戦の部分のみです。
実際は家でやるオンラインのレースの方が、慣れた環境で練習し放題なので極まったレースになりそうですが、オンラインのレースはメディアに伝わりにくいのでオーディエンスにも伝わらないですよね。
例外はもちろんありますが、よくある流れとしてはこうなります。

①全3~15戦程のチャンピオンシップによる
オンライン予選

②10~30名程を選抜しての
オフラインブロック予選レース

③ブロックを勝ち抜いた5~12名程による
ファイナルレース

リアルのモータースポーツを見てる人には、何か違和感を感じませんか?
eモータースポーツは予選でシリーズ戦(チャンピオンシップ)を行うんです。
スーパーGTで例えるなら、全8戦のシリーズ戦は観客を入れずTVもやらずに行い、ランキング上位5チームだけでやる1レースには観客を呼んでTV放送してる状態です笑。
更にシリーズ戦はランキング1位だろうが5位だろうが通過すれば関係なく、最後のレースで勝った人がチャンピオンです。

こう書くとなんだか可笑しいですが、これにはeモータースポーツの敷居の低さが多分関係していて、先程書いたスープラカップの参加者2.6万人を呼んで大会なんて普通に無理ですよね😅
予選をシリーズ戦にしてかなりの人数から篩に掛けられた面子だけが、eモータースポーツ大会に出られるということです。

◼️観客目線で"e"が"リアル"より優れている所

ファンがリアルのモータースポーツだからこそ惹かれる部分ってどこでしょう?
迫力あるエキゾースト?
命懸けというスリリングさ?
サーキット特有の雰囲気?
ピットウォークやサイン会などのサービス?
この辺りはeモータースポーツには無い、リアルでしか味わえない魅力です。

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では逆にリアルにはない、eモータースポーツだからこその部分はどこでしょう?
一つは競技者が丸見えで、表情だったり操作だったりを見ることができる点です。
リアルでも某GT番組でピットとドライバーが無線で話してるの、面白いですよね。
接触されてキレてたり、戦略が狂って慌てたり、優勝して喜んでたり。
"e"ではそれがリアルタイムで見えます。アクシデントに巻き込まれた選手はよくハンドルコントローラーしばいてますし、勝った時は叫んでガッツポーズしてる姿が正面からカメラで抜かれてます笑
あとストイックな見方をすれば、プレイヤーによってステアリングの回し方や持ち方に違いがあったりするのが、生で見比べられます
観戦の機会あれば是非見比べてみてください。

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次に開催場所が都会の施設なことが多い点です。
リアルのモータースポーツを観戦しに行くとき嫌だなぁと思う場面って、例えば駐車場から会場が山道だったりとか、駅から遠いとか、観戦場所が砂利しかないとか、暑い・寒いとか...じゃないですか?
eモータースポーツは東京とか横浜の施設で行うことが多いです。
なので駅から近くに会場が大抵あり、空調の効いた空間で映画を見る感覚で観れます。
・・・まあ、リアルモータースポーツはその過酷な感じも個人的には魅力なんで、快適が善かっていうのは価値観による所もありますけれども笑

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あと忘れちゃいけないのが、コース上のバトルのスリリングさはリアルに負けてない所ですね。
「命懸けのスリリングさによる魅力」はありませんが、むしろその分安心して激しいバトルを観れる所も長所と言えば長所。

あとは、トッププレイヤーが出したタイムに挑戦するとか、同じ条件のレースをしてみるとか、自分で追体験しやすいというのもあるかもしれませんね。

◼️観る方法

これはモータースポーツと同じく、催しがある日に現地に行き、椅子に座って観ることも出来ますが、eスポーツは基本映像で展開されますので、割と積極的にストリーミング配信がありますから、それで観るのもアリ。

またYoutubeのグランツーリスモ公式チャンネルでは公式戦の生放送の他、一部オンラインでの予選の模様も実況解説付きで動画がありますから、それで雰囲気を感じてもらうのも良いかもしれません。

それと、プレイヤーがプレイ動画を配信している場合もありますね。
僕も一応「まもちゃんねる」っていうチャンネルでブロードキャスト垂れ流してたりします笑
今気付いたけど、まもちゃんねるって声優の宮野真守さんのチャンネルと名前被ってますね。失礼の極みだな。

まあ観る方法は様々ですので、もし万一この記事を見てなんか興味出てきたなって方がいましたら、ツイッターとかでeモータースポーツ情報をシェアしてるアカウントをフォローしたりして、ちょっと予習とかしてもらって誰か一人応援しながら観てもらえたら結構楽しいんじゃないかなと思います。
リアルモータースポーツ観戦も「推し」がいたら楽しいですものね。

何でしたら僕のこと応援してもらっても良いですよ。
優勝したことないし、より厳しくなりそうな来年大会に出れるくらい活躍できるかは...?ですけど!!笑

そんな感じで今回は終わります。
長文お疲れ様でした🙇

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