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九州2軒目の長崎旅、鹿児島との違いは??

有給2日目は、博多から高速バスで2時間半かけ、長崎にやってきた。

長崎の中華街

長崎市内は、バスと路面電車が走っている。路面電車は一日乗車券を600円で買えるので、長崎駅や観光案内所で買われてから移動するのをおすすめする。
さっそく、路面電車で長崎の中華街へいった。平日だが、修学旅行生で賑わっていた。
「横浜中華街の1/6くらいの大きさなんじゃないか…」という様な、こじんまりとした街道。食べ歩きもでき、角煮まんや揚げ菓子のよりよりが売っている。

大鶴の皿うどん

さすが、本場の皿うどん。胃もたれなく、さらっと食べれてしまう。都内で食べるよりも薄味なのも好印象だ。

杭州・西湖のようなつくり

昼ごはんを食べた後、路面電車でグラバー園方面へ向かった。長崎の面白いところは、路面電車と長崎湾が、人々の住宅に近接しているところだ。
これまでみてきた土地だと、車社会であったり、湾は郊外にあり、湾付近だけ漁師町のような様相を帯びていたりするが、長崎の場合、市内の中心に湾と路面電車がはりめぐされ、人々の生活圏に溶けこんでいる感じだ。

グラバー園前の駅で下車

グラバー園付近も、修学旅行生がたくさんいた。
坂を登ると、遠目に長崎湾を就航するフェリーがみえ、二か月前にいった函館の八幡坂を想起させた。ただ、出店に長崎カステラが立ち並んでおり、風の暖かさで長崎なんだとおもった。

グラバー園付近

再び路面電車にのって、今度は長崎水辺の森公園にいった。

長崎市内の路面電車


公園内は、昨日の鹿児島と違う朱色の紅葉だ。私が地元民だったら、晴れの日にここでピクニックしたくなる気分だ。

長崎水辺の森公園

また路面電車にのり、長崎駅方面に向かう。その途中に、カステラ文明堂の総本店がある。創業120年以上の歴史がある、貫禄のあるつくりだった。

文明堂総本店

その近くの出島にきた。出島も長崎湾に囲まれ、外観はどこか長崎の倉敷のような白を基調とした造りの建物が多い。拝観料を払って中に入ると、出島のレプリカもある。

出島

長崎は自分が中学生の時も修学旅行で一度訪れたことがある。ただ、10年以上も前の街の景観とあまり変わっていないな…という印象だ。
ただ、唯一変わったなと思ったのは、駅前の再開発だ。西口には出島メッセやHiltonなど外資系ホテル、東口にはアミュプラザが改装したばかりで、博多駅前のようだ。

長崎駅前

ただ、西口を降りると、まるで阿蘇熊本空港のような真新しい現代的なつくり。東口をでると、路面電車や色褪せたビル群に商店街が立ち並び、やはり時がとまったレトロな感じがする。

夜の長崎駅前

昨日訪れた鹿児島駅には、観覧車があったりしたので、長崎にきても心なしか探してしまう。でも、やはり長崎は長崎。東口をでると商店街がありその上には何段も立ち並ぶ階段があり、お墓が林立していたりする。鹿児島市内よりも人口が20万万人くらい少ない30万人都市で、九州の主要都市の中で、長崎市は人口が1番少ない。鹿児島の様に真っ平な土地というより、香港のように住宅が何層にも及び立ち並ぶ、凝縮都市ような感じだ。だから、稲佐山からの夜景が、美しいのかもしれない。

今回久しぶりに長崎に来れたことで、鹿児島との違いも味わえた。レトロでコンパクトな街。また来たいと思う。

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