苦手どう克服しよう

なんとなくだけど、なんであれもこれも見えてしまうんだろうって
思い始めて、見ることについて考えていた。

今の自分が、考える視線は’見る立場’からではなくて
’見られる対象物’として考えるから怖いものになる。
視線ていうのは、怖いものにもなったりする場合がある。
もちろん、優しい目で見てくれる人もいる。

何かを注目し見るときもあれば、景色のように勝手に入ってくる
視覚情報もある。たまに、ずっと目を閉じていたいとも感じる
くらい日常生活は忙しい。なんとなく過ごしているけど、実は
無意識に感じているストレスは思っているよりも負担だと思う。

今までの人生で、何度も人に見られ、同じように自分も人を見てきた。
小学校・中学校等では、グループでの発表ではあるものの黒板の前で
何かしらの課題発表をほとんどの子供が経験させられる。
私は、順番に回ってくる教科書の音読も苦手だった。
私は海外で多くの人を前にスピーチをしたこともある。
会社でも、ロールプレイを義務付けられたりと
シチュエーションこそ違うだけで大人になっても強制的に苦手なことをする場面がやってくる。

このとき、大体の人は「居ないものとして考えろ」や、
「実際にそこまで人は貴方を見ていない」などと言う。
アドバイスを聞き、緊張感・不安感を相手に知ってもらう
事でいくらか気持ちは落ち着く。
けれど、自分の目の前にいる人は「居ないもの」にはならないし
「注目していない」とは言え、自分の声は相手の耳に入り
目では私を捕らえる。

自己暗示は、とても大事で効果も実感はできた。
場慣れをするというのも、一つの手であった。
場数を踏むことは、結果がどうであれメリットがあった。
上手に出来たと感じた場合は、自信になる。
納得がいかなかった場合も、改善点を見つけることが出来る。

大人になるにつれて、失敗は怖いものになる。
間違えることは、恥ずかしいこと。そんな
ネガティブなイメージを自然と植えつけられる。

学校で、会社で、ふと入った喫茶店ですら
間違いというのは笑られる対象になる。

でも、同じ場所にずっと居続けることは不可能だ。

失敗を、失敗と思わない思考に変えていく。
癖をつける。

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