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ハンガリー🇭🇺day3


Pannonhalma Monastery 🙏

7時半に起きる、昨日の二の舞はごめんだ。買っておいたパンと若干のタンパク質不足を危惧して、プロテインドリンクみたいなやつをお腹に入れる。ビタミンきっと足りないからネクタリンを2つ。

9:15 Budapest-Keleti ▶︎ 10:37 Gyor(oにお目目2つ)🚆
今日はハンガリー建国の祖イシュトヴァーン一世の父ゲーザ公が建設したハンノンパルマ大修道院へ赴く。
ブダペスト東駅から1時間半弱で工業都市ジェールへ。ここから更に30分ほどバスに揺られ目的地の麓まで来た。

観光はこちらの記事を参考にさせていただきました。ブダペストからジェール、ジェールからパンノンハルマまでのアクセスもよくまとまっています。

お馴染みのハンガリー国鉄 片道2,399Hf也

ジェールから鉄道駅すぐにあるバスターミナルからバスが1,2時間に1本ほど。7030番というものに乗ります。(550Hf 2024/07/17現在)
大修道院の目の前まで行くものと、麓までしか行かないものがあり、大修道院までのものは便が少ないです。

蛇腹で2台が連結された様なサイズ

麓に着きを登っていく。

心ものぼっていく

20分ほど歩いて到着、例のごとく暑くてたまらない。バスケコートのそばにあるチケットカウンターで大修道院と図書館に行きたいと言い、お金を払った。(2,800Hf 先程参考にさせていただいた記事よりも値上がりしています。)
ハンガリーは最近インフレが酷いらしい。2023年はEU圏内で最も物価上昇率が高かったようだ。(ユーロ導入したら物凄いことになりそう…)

修道士も運動しなきゃね

それでもまだ日本人としては、ヨーロッパにこのくらいで行けるのはありがたいのかもしれない。
階段を上がってまずは聖堂の中へ。

時計塔は修復中で上れず
寄付もデジタル化が進む

中へ入り、教会では無くあくまで聖職者が学習するための修道院であることを実感した。落ち着きがある。この旅でルーマニア正教やカトリックの教会を見てきたが、それらと全く違った静寂が身を包む。

ひまわりが良いアクセント👌
天井も色合いが落ち着いている
ライトで照らしているかのような輝き

聖堂から階段を降りて地下聖堂へ。ヒンヤリとして一層の静けさがある。

ハンガリーカラーが映える

地下聖堂を抜けて中庭へ。かつて修道士達がハーブを育てていたという小さな庭を回廊が囲む。

キリストが十字架にかけられるまでのストーリーが
ステンドグラスに

とにかくステンドグラスに心を奪われた。あんなに綺麗に保つとは、きっと丹念な手入れを長年続けてきたに違いない。

回廊を抜けて、パンノンハルマ大修道院と言えばの図書館へ向かう。蔵書が40万冊とも言われ、最古のハンガリー語で記された本も眠るという。

事前知識として大変勉強になりました。時間が無くてもこれを読めばハンガリーの歴史の一端に触れられるはず。


入ってすぐ本の壁と天井の絵に圧倒された。浮き出て見えるような手法で描かれた、いわばだまし絵の一種らしい。

蔵書は宗教関連にとどまらない
手を伸ばせば届くか
のぼった心はついには踊り出す🕺

英語の説明書きが無かったのであまり長居せず、退散した。英語あっても読まなかったろう🫢

たっぷり大修道院を堪能したあとは、パンノンハルマの町を一望できるというスポットへ。魚型の木組みの足場とその裏にはこれまた木組みの塔がある。これが急で運動不足を実感させられた。

板張りは足がすくむ
ハンガリーは本当に平らだ

帰りも大修道院目の前のバス停からのバスは1時間後でキリが悪かったので、麓まで別の道を戻る。

チャリダー達とすれ違う

何十人ものチャリダーの最後尾にふくふくとした可愛い少年がいた。「ハロー」、真っ赤なほっぺで話しかけてくれたが、その後はハンガリー語(多分、まさかオーストリア🇦🇹とかからは流石に遠いだろう)
ごめん、ハンガリー語は分からないや。皆もう少しした所にいるよファイト!と言ってみた。ありがとうと言ってくれた気がする。

もっと開けたとこからも見たかった


同じバス停から7030番に乗り、今度は運転手に直接現金550Ft支払いジェール駅まで向かう。

帰りのバス停はこの辺りです。標識があるから見逃さないはず。Googleマップではバス停のピンがあり、ルートと時間も正確に出してくれます。


日本人なら温泉でしょ''Rudas bath''♨️

15:21 Gyor ▶︎ 16:44Budapest-Keleti 🚆
再びジェールからブダペスト東駅へ列車に乗り、いったん宿で温泉に向けて体勢を整える。

帰りは旧式
値段は変わらず2,399Ft

宿の近くで水を買ったが痛恨の炭酸水。実は昨日も同じ店で同じ罠にかかっていた…違う銘柄だからと油断した。
炭酸は爽快感があるがいかんせん酸っぱくて、暑い日にゴクゴクは飲みたくならない。

スーパー近くからバスに乗り、目的のルダシュ温泉へ向かう。幸い目の前までのバスに乗れた。

なぜか現金使えず
1回券
(距離関係無し、制限時間とかよく分からなかった)450Ft

今回訪問したのはこちら、オスマン帝国が支配していた際にドナウ川西岸のブダ地区を治めていた総督が建設したトルコ式温泉が今も残っています。


またまたこちらを参考に訪問させていただきました。在住の方らしく生の情報が詳しく書かれていておすすめです。


数あるブダペストの有名温泉の中でここを選んだのは、先述のオスマン帝国が絡む歴史と今も残るトルコ式温泉に惹かれたから、ぬるめの湯が多いハンガリーにあって日本人好みの42度の熱い湯もあるから、スパゾーンの露天風呂からドナウ川を望む景色が見たかったから。などなど、挙げればキリがない。

ともあれ入口でトルコ式温泉、プール・ジャグジーのあるスパゾーンがセットになったAll in oneチケットを購入する。(9,800Ft 日本の入浴施設よりも高いかな?)

公式サイトです。トルコ式温泉は曜日で男女が使える日が分けられていたり、ハイシーズンは料金が高くなっていたなどあるので、行かれる際は必ずご参照ください。

まずはメインのトルコ式風呂へ🇹🇷

撮影禁止だったようだ🙏


テルマエ・ロマエにも登場したセーチェーニ温泉と違って、このエリアは水着着用じゃなくても良い。持参していない人は代わりに褌の出来損ないみたいな(前方だけ垂れ下がった布がある、おしりは丸出し🍑)ものが1人1枚使えるようだ。

それにしても皆面白い。日本の手拭いと違って両手が空いている分、開けっぴろげな印象を覚える。髭面のタトゥゴリゴリマッチョが褌もどきでウロウロしているのは、異世界感満載。

ど真ん中に38-40度くらい?のメイン風呂、その四方に20度ちょっとから42度までの風呂が並ぶ。入って前方右手にスチームサウナとドライサウナがあり、ドライの方は45度から75度(だったかな、日本の90度オーバーみたいなのは無い)までが段階に分けられて、扉1枚を隔てて連続していた。
もちろん1番熱いとこをチョイス。誰にも負けじと粘ったあとは水を浴びてクールダウンするが、これが面白くて、普通のシャワーと天井にぶら下げられた桶の2つが並ぶ。桶は紐を引っ張ると一気に水が落ちてくる。これが珍しくて何回もひっくり返した。

次にスパエリアへ向かう、途中プールがあるがスイムキャップ必須なので持っていないからスルー。
カナヅチだからというのは秘密🏊‍♂️スイムキャップは購入出来るみたい。

泳ぐ人は少なめ

スパエリアは2層に分かれていた。

1階はガラス張りで通りの人と目が合いそう

2階に上ってドナウの真珠を湯船から拝む。

眼福の一言に尽きる

20分ほどぼーっとしていたが、夕暮れを見ようと人が増えてきたので退散して、最後にトルコ式温泉でシメた。

なんて読むん

最後の晩餐

今度は徒歩で橋を渡ってペスト地区に戻って夕食へ向かう。

夕陽と国旗とブダ城

昨日はグヤーシュを食べたので、ハンガリー料理のもうひとつの定番、Langos(ランゴーシュ)をいただく。パンを揚げた物に色々トッピングをしてあるものだ。グヤーシュも捨て難いので、上にグヤーシュの肉とチーズが載ったものを食べる。二兎は追わなきゃ手に入らん。

パーリンカなる40度オーバーの果実食前酒も試したかった

無事0.33lで気分上々になり宿へ戻った。トカイワインも飲んでみたかったなぁ🍷

ポッカが進出している!!!

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