第21回APD当事者交流会レポート

2022年9月25日に開催した第21回APD(聴覚情報処理障害)当事者交流会レポートになります。

定員10名に対し、17名に申し込みいただきました。キャンセル等あり当日の参加者は9名でした。スタッフは2名参加。

ゼミナール活動の一環として創価女子短期大学の学生さん3名に見学としてお越しいただきました。

当イベントは感染拡大予防対策を講じて実施しています。流れとしては、自己紹介をしてから交流会としました。

【交流会の話題】
・電話応対が苦手
・発達障害について
・コールセンターで働いていた
・家族の声の聞きとりづらさ
・生活での工夫を知りたい
・飲み会での会話が聞き取れない
・APDの情報が少ない
・大人数が苦手
・ストレスについて
・会話についていけない
・なるべく個室を予約するようにしている
・飲み会での工夫
・酔っぱらったふりをする
・飲み会は断っている
・インタビュアーに徹する
・コロナ禍になって飲み会が減った
・メモを取るようにしている
・先入観からミスが生じることがある
・ノイズキャンセリングイヤホンを使っている
・空いている時間を狙ってお店に行くようにしている
・会議が長いと集中できない
・すぐ眠くなる
・赤坂虎ノ門クリニックに行ってみた
・診断について
・困っているか困っていないか
・人の話し声がするとそちらに注意が向いてしまう
・すべての音を同等に聞こうとしてしまう
・APDは早期発見できる方がよいのか
・学生時代から知っておいた方がよいか
・APDチェックリスト
・二次障害を防げるかも
・将来の可能性が狭まるのでは
・苦手と思われるバイトもチャレンジしてみる
・イヤーマフをつけて仕事をしている
・女性同士の集団行動が苦手
・まわりに理解してもらえない
・APDあるある
・マルチタスクが苦手
・「みんなの聴能力チェック」
・「音声文字変換」
・発達障害の当事者会に参加している
・「発達障害2.0」のサイトでイベントの情報収集をしている

【感想】
・同じ境遇の方たちの貴重な話が聞けてよかった
・いろんなアプリがあり使ってみたいと思った
・自分では体験したことのない新しい話を聞けた
・当事者の話をもっと聞いてみたいと思った
・聞こえづらさは昔からあったことに気付いた
・甘えではなく原因があることを知れた
・同じ悩みを持っている人がいることを知れてよかった
・これからもイベントを開催してほしい
・みなさんの体験を聞いて自分だけではないと思えた
・自分の特性を理解して工夫している人がいることを知れた
・当事者の方のお話を生で聞くことができた
・APDの症状が生活ととても結びついていることを知れた
・共に生きることが難しいことを知れた
・参加者の皆さんが温かい雰囲気で話していた
・当事者の方々のお話を直接聞くことができて嬉しかった
・アプリの話や体験談が印象に残った
・APDをテーマにして話す機会がないので会を開いていただけてありがたい
・APDについて学ぶ会にも興味がある
・新しい商品を紹介してもらえてよかった
・口に出せてすっきりした
・初めてAPDの当事者会に参加して生の声を聞くことができてよかった
・他の人との共通点や違う点がわかった

ご参加いただいたみなさま、午前中の早い時間からお越しいただきありがとうございました。今回は、遠方からお越しいただいた方も何名かおられました。まだまだAPD当事者同士で話せる場が少ないので、これから日本各地にそのような場が増えるといいなと思います。

交流会では、発達障害のイベントまとめサイト「発達障害2.0」や「みんなの聴能力」「音声文字変換」といったアプリを紹介いただきました。「発達障害2.0」には当会のイベントも掲載してくださっていていつもお世話になっています。

次回は12月4日にオンラインでピアサポート学習会の開催を予定しています。詳細はまたnoteでお知らせします。


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