「アート」が「セラピー」であるために大切にしたいこと
「アートセラピー」は「アート(視覚芸術)」+「セラピー(心理療法)」の造語です。初めて「アートセラピー」という言葉を用いたのは、1940年代英国のアーティスト、エイドリアン・ヒルとされています。結核患者との活動の中で、描画が治療に応用できる点に注目してこの名で呼んだとされます。
イギリス、アメリカでは1960年代には学会が設立され、その後のアートセラピーの発展とアートセラピストの育成、資格整備などに重要な役割を果たしてきました。
日本はというと、2023年現在、欧米のアート