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WORKMAN/ワークマン:素材のはなし〜1万円以上の服に使用されるMINOTECH(ミノテック)ってなに??

先日、久しぶりにワークマンに行ってきました。
そこで、気になって買ってしまったのが、FieldCoreのアーバンシェルジャケットです。
価格は2900円...後に素材について少し説明していますが、カジュアル用途で1万円を超えるような高価な服に使われている素材を使用しているのに安すぎます!

購入を決めた一番のポイントは、安さもありますが、面白そうな撥水素材を使用していたことですね。

その素材が、耐久撥水性のあるMINOTECH+(ミノテックプラス)というものです。

注意点!
先日、このジャケットを着てツーリングをしていたら突然の豪雨にあいました。
ジャケットの素材は、撥水加工はしていますが、防水ではないため、めちゃめちゃ水がジャケットを通過してきました…
やっぱり、アウトドアで使うなら撥水機能だけでなく、防水機能も必要ですね

防水と撥水の違いは他の記事で紹介しています!


購入した商品のオンラインショップ画像↓

出典:ワークマンオンラインショップ
オンラインショップはここをクリック

MINOTECH(ミノテック)とは??

「MINOTECH(R)」は、古来の雨具(蓑)から着想を得ており、 生地表面の縦方向に水滴を流す構造と、 横方向に水滴の表面張力を低減するマイクロガーター構造で、 緩い傾斜で水滴を転がり落とすそうです。

ポイントは、素材表面に凹凸をつけているところなんですね。生地を目視でみても凹凸は見えませんが電子顕微鏡なんかで見れば、目には見えない凹凸がいっぱいあるんでしょうね。
どうやってマイクロガーター構造にしているんでしょう…経糸と緯糸の繊度差(糸の太さ)をうまく利用しているのか、組織はただの平織っぽいですけど…いろいろ調べてみます。

詳しくはここをクリック

下の画像のように、購入した商品に水滴を垂らしてみましたが、たしかに少し傾けただけで転がりました。

ワークマンは、面白い素材を使用したウェアを低価格で購入できるので、分析・勉強用の生地にもってこいですね。

ただ、ロゴというか、ブランド名が胸元に書いてある商品が多いのが、個人的には残念です!!

ブランドのネーミングがカッコよくないので、そこを変えるか、ユニクロみたいにタグだけに書いてあるほうが嬉しいですね。
購入したいけど、胸元のロゴがカッコよくないみたいな商品が多く、いくつか購入を断念しました。

今回の商品は、背中側の左下のほうにブランド名が書いてあるだけなんで購入即決しました!

久しぶりに新しい発想を与えてくれるいい生地と出会えて良かったです。

耐久撥水の商品なので、何回洗濯しても大丈夫か気になりますね!!
とりあえず一回洗濯しても大丈夫でした⇩


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