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ご近所さん


今日、会社を休んだ。

調子が悪くて。



でも夜になると、少し気分がよくなったから、机に向かった。



こうして手紙を書いていると、

「ピーンポーン」

と呼び鈴が鳴った。


宅急便がくる予定もないし、誰だろう。。。

と恐る恐る扉に近く。


ドアアイを覗き込んだけど暗くて何も見えなかった。


何かの勧誘だと嫌だから、内鍵をしめて、扉を開けた。



すると......




女神様が立っていました。


ご近所さんです。

「お米たくさんあるかもしれないけど、新米です」

って袋いっぱい持たせてくれた。


「袋がゴミ袋でごめんね」と笑いながら言ってくれるその姿は、まるで女神様。


袋なんて関係ない。


とても嬉しかった。



今日、沈んでいたわたしに神様が、プレゼントをくれたような、そんな気がしました。



人は、人に支えられて生きている。
人は、知らぬ間に他の誰かを支えている。



辛い時は、辛いと言ってもいい。
無理しなくてもいい。
自分に優しく、たまには甘えさせてあげよう。


きっと、神様は見ている。
頑張る姿をちゃんと見ている。

だから、こうしてご褒美をくれるんだ。


今日、わたしが自分の身体のSOSに耳を傾けて、
会社を休んで、自分の身体を休めたから。

「ちゃんと休めたね。よくできました。」

って

そう言ってくれたような気がしました。


20.10.07
ふく

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