キースリチャーズの魔法
キースリチャーズの間が凄い
ギタリストなのに弾かないのが凄い
そして弾いたら、間違うし、そんなに上手くない
間違っても、コレが俺だから。オリジナルだからという
堂々とした佇まいが最高である。
もう何十年も弾いているサティスファクションという名曲も間違う
しかし世界一のバンドであり、そのギタリストである。
上手くなくていいんだなー。
人生なんて上手く生きなくていいんだなーと思う
ただしその瞬間は全力で、自分の力を振り絞るべしなんだと。
voodoo loungeツアーの映像で好きなものがある。
You got me rocking とSparks will flyを演奏している時のものだ。
You got me rockingではテレキャスでゴリゴリのリフを刻みながら
曲中の空間を彷徨うかのようにギターを弾いている
そしてギターソロからのブレイク→リフへの畳み掛けが
戦車に乗って突撃しているかのような勇敢な気持ちにさせてくれる（戦車に乗ったことはないけど）。
Sparks will flyはドラムのチャーリーワッツとの絡みからのグルーブ感が凄い
そしてこの曲では
キースが楽しすぎて笑みがこぼれているのが確認できる！
あぁ、もう楽しくてしょうがないんだなぁという感じが伝わる
かくいう自分もバンド経験者なので、そういった瞬間を経験した事があり、
喜びというか、嬉しくなっちゃうような、とめどなく溢れちゃうような感じになる
打ち合わせとかしていないんだけど、ピタッとイメージが合うような流れ
そう！それそれ！そんな感じー！ってなもんで、もちろん言葉は交わしていない。
ちょっと話は外れましたが、キースリチャーズの間が凄いって事と、楽しくてたまらないその瞬間の話でした。
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