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退職しました。未経験職に挑戦します。

2020年6月末日
約1年10ヶ月勤めた株式会社ダイブを退職しました。
直接ご挨拶できなかった方も多く、noteにて報告させていただきます。

初めましての方へ
よろしければご覧ください。人生インタビューしていただきました。

はじまりはネットニュースのホップアップ

ウルル

地元で公務員として働き、1年が過ぎた頃。
「5年先の自分が想像できてしまう」ことに漠然とした不安を覚え、転職を考え出しました。

日課でネットニュースを眺めていた時のこと。
スマホの下部から「にゅる」っと出現した見知らぬ文字。

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・・・アヤシイ。明らかにアヤシイ。
まず、言葉のイミが理解できない。【はじめましての四字熟語】

なのに。
なぜかタップしてしまった。

この瞬間、全てが変わった。

深夜2時半のエントリー

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いきなり現れたイカツめの男性。
HP開いていきなりこれだったから、さらに「アヤシイ」「普通じゃない」と思いました。
(あとで知りましたが、サービスローンチ当日のインドで撮影したそうです。そう、旅人採用は海外で誕生したのです)

そんな心情とは裏腹に興味は増すばかり。隅から隅までHPを読み尽くしました。それでも足りず、運営会社のひとつである株式会社TABIPPOのHPにまで飛んでいく始末。【どんだけ】

はじめはユーザーとして登録しようと考えていた私でしたが、サービスが誕生した背景を知り、次第に「サービスの中の人になれたらどんなに面白いだろう」と思うようになっていきました。

でも。

それまでの私は、いわゆる「就職活動」と無縁の生活を送っていたため、エントリーする自信、ましてや受かる自信など微塵もありません。何度も「やめておこう」と思いました。

キャンプ

見よう見まねで書き始めたエントリーシートは完成まで1週間を要し、連日深夜まで書いては直しを繰り返しました。

その結果。

何が正解なんだかわからなくなった私は、深夜2時半にエントリーシートを送信!
その後全く寝つけなかったのは言うまでもありません。

怒涛の日々だった、入社から3ヶ月

鎌倉合宿1

退職までの1年10ヶ月、本当にいろんなことがありました。
大変だったこと、しんどかったことなんて山のようにあります。
でも、1番しんどかったのは入社〜3ヶ月目までの期間だったと思います。

理由は、あまりにも自分が未熟すぎたから

本当に何もできませんでした。
できないどころか、社会人としてのスタンスがなっていなかったと思い知りました。

入社1週間目に任された「MTGの資料作成」。
資料作りを終え、感想を問われた私は

難しかったけど楽しかったです!

と答えました。
するとメンバーからこう言われました。

くみこが楽しかったかどうかはどうでもいい
頼んだ人の意図を反映させた資料になってる?
相手の依頼とくみこの解釈に乖離がないか、ギリギリまで確認した?
社会では「自分」よりも「相手」なんだよ

衝撃でした。
当時の私は、こんな当たり前のことすらもわかっていなかったのです。
もちろん、作った資料がMTGで使われることはありませんでした。
ここから「働く」ことの意味が少しずつわかるようになっていきました。

でも。
本当にしんどかったのはここからでした。

誰かの役に立ちたいと思っても、未熟な私は役に立てることがないのです。
全てが未経験で何もできない。
新卒のように研修があるわけではなく、学ぶ場は自分で探すしかありませんでしたが、東京には知り合いが1人もいません。
完全に迷子でした。

入社初日

七転八倒の日々

ありがたいことに、素晴らしいメンバーに囲まれていた私は「見て学ぶ」機会をたくさんいただくことができました。新規事業の立ち上げだったため「言語化」されている状況ではなく「とにかく見て学べ」という状況でしたが、ひたすらに見て、見て、見まくりました。

もうどうしていいかわからなくなり、社内フロアのど真ん中で泣いたことも(この時一緒にいたメンバーも泣いてくれるほど最高の仲間に囲まれていました)、鬱になったこともありました。

それでも頑張れたのは

送別会

それでも歩みを止めなかったワケは、たぶん大きく3つ。

・島根に残る家族を安心させたかったから
・本当にたくさんの方に支えていただいていたから
・そして、仲間と一緒に旅人採用の未来を見たかったから

結局、たぶんどこまでいっても「私は私の中では役に立てない」のです。

役に立ったかを決めるのは他者なのだから
私は今できることを気持ちを込めて精一杯やろう

そう思うようになりました。

旅人採用は本当に面白いサービス

ピースデー

旅人採用が創りたい世界観は「旅の経験が活きる社会」です。
でも、現段階で「旅の経験が人生に活きていること」を客観的視点から可視化したものはありません(とある大学の研究論文として提出されるまでにはなってきている)。
だからこそ、入社後の旅人が活躍している事例をもってして目に見える形となった時、旅人採用が創りたい世界観は実現するのだと思います。

ピースデー1

そのためには、仲間となる企業さん、そして学生さんの存在が何より大切で、それは学生さんをご紹介するだけでは終わりません。彼らがそれぞれの舞台で活躍するその日まで、これからも見守り続けるのが楽しみです。

感覚あるも証拠なき今に未来を生み出す

その過程を仲間と共に歩む日々は大冒険でした。

これから

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未経験職にチャレンジしようと思っています。
具体的には「PR広報」の分野へ。

また、「何の役にも立てない自分」と対峙することになるかもしれません。
周りの方へ迷惑をかけることがたくさんあると思います。
その度に、今できることを実直に、大きな役には立てなくても小さな役には立ち続けられるように、お世話になった方への感謝の気持ちを持って歩んでいけたらと思います。

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上京して悩んでいる方、エージェントに勤めている方、もしかしたら何かお力になれるかもしれません。TwitterやFacebookから気軽にご連絡ください。
PR広報の分野でご活躍の方、よろしければぜひ一度お話しさせてください。

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これからもよろしくお願いします。

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