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青空留学一期生 マイチャレ宣言 おーじ編:野生動物大好き人間が地域の生産に興味を持ったお話

はじめまして

はじめまして,こんにちは.
青空留学1期生の赤石旺之(あかいしおうじ)です.

生き物と旅が好きです.
食べること寝ることお酒を飲むことも好きです.

今回のメンバーではみんな大学1~3年生の中で1人だけ大学院生です.大学生の若さと熱量に刺激を受ける毎日です.負けずに頑張らねば.

東京出身.23年間,東京に住んでます.よくこんなとこでずっと生きているなと自分でも思います.

今年の3月に都内某大の農学部を卒業しました.
農学部と言っても農業についてではなく,生態学を専攻していました.
今はまた別の大学の院で環境保全と地域社会の関係性について研究をしています(超ざっくり).
_あと突発的に今期を休学しました.この話もどこかで触れられたらいいですね.

ということでさっそく本題の方に入っていきたいと思います.

②ケニアのサバンナ

(ケニアのサバンナ)

きっかけ

僕は生き物が好きです.(2回目)
小さいころから野生動物とか自然が好きで,そこから生物多様性とか生態系保全とかに関心を持って,そんなことを学べる大学に行こう!って思ってそんな大学に入学しました.4年間,超楽しかった!

将来は,世界の野生生物と彼らが棲む環境を保全していきたいと思い,とりあえず博士課程に進学してアカデミアから野生動物保全分野に携わろうかな〜〜って考えていました.超漠然とだけど.

しかし,だんだんと違和感が…。このまま研究の道に進むことと自分のやりたい将来像をうまく合わせることができませんでした.

研究はもちろん楽しい.でも自分がやりたいのはそうじゃない気がしました.これはわりとなんとなく.

目指している世界はまだまだ遠い.
研究だけしてればいいってものでもないし,野生動物に限った問題を解決すればいいものでもない.

そのような悶々とした中で,自分なりのアプローチは動物とか自然ではなくて社会とか人に向いているのではないかと思うようになりました.

その理由の一つとして自然環境とか野生動物とかの問題って,思っているより社会システムや人の消費構造が密接に関係していることに気づいたからです.

それに携わるエピソードをいくつか.

まずは大学2年次のケニアでの出来事.
アフリカでは象牙等を目的とした密猟が問題になっていますが,密猟者を捕まえても根本的な解決にはなりません.
密猟者も自分の生活するためにやむを得ず象牙を取ってしまっているわけで,例えば労働環境や経済格差の解決を行わないと次から次へと密猟者は出てきてしまいます.
また,保護活動により個体数が回復したゾウが村を襲ってしまい現地住民との軋轢が生まれるという問題も発生していて,彼らの生活に密着した施策を講じながら自然や野生動物と共存できる環境を作ることも保全を考える中では必要です.

そして3年時のマレーシアでの出来事.
アブラヤシのプランテーション転換のために熱帯雨林の森林開発が問題視されています.
これも環境に悪いからやめましょうというだけでは現地の方も生活がかかっているからやめられない.
また,このような製品を買っているのは日本を含む先進国に住んでいる人たち.
実際にボルネオのプランテーションで生産されたパーム油の多くは冷凍食品やスナック菓子,洗剤や塗料など身の回りの様々なものに姿を変えて日本にやってきています.
先進国の消費を変えることで,途上国の生産にアプローチしてそれが環境保全に繋がっていくのです.

こんなスケールの大きなことを語ってしまいましたが,大事なことは,

一極集中している都市部の集約的な消費を変えて,生産から,地域の社会やそこにある自然になにかアプローチできるのでは??

ってなんとなく思ったってことです.

あとは日本人の自分が海外の保全活動に関心があったり,生まれも育ちも東京な自分が地域課題に関心を持つ中で,外圧的な保全策に陥らないかを考えるための糧にもしたいな,って考えています.海外で活動する前に日本で地に足つけて頑張りたいです.

もちろん壁は高いしそんなに簡単な道じゃないのはわかっています.

それでも挑戦したい理由を見つけてしまったからには動かないといけない.この問題から目を逸らしてはいけないし,立ち向かっていく覚悟もできた.

実際の現場のリアルを肌で感じたり地域の方と交流したりする中でより本質的な地域課題解決を行う力をつけるために青空留学の参加を志望しました!

最近はそんな社会に矢印を向けた自分の活動とか思考とかが,自分の中の核である野生動物保全・生態系保全に本当に還ってくるのか自信がなくなってきたけど,ひとまずはいつかそこに繋がると信じて頑張りたいです.

頑張るぞ!

③ボルネオの熱帯雨林

(ボルネオの熱帯雨林)

きもち

まずは純粋に地域と一体化すること.
時間はかかるかもしれませんがしっかりと地域の日常に溶け込みたいです.

阿蘇の民になるぞ〜〜〜〜!!!!!!!

おともだち

馬です.異論は認めません.大正義.

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