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#ネタバレ 映画「あの頃。」

あの頃。
2020年作品
同時期、あの歌で、私も救われた、かも
2021/3/2 17:46 by さくらんぼ (修正あり)


( 引用している他の作品も含め、私のレビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。)

おせいじにも大作とは言えず、しかも地味っぽい印象だったので、お客さんは、私とオタクの方が数人だと思っていましたら、客席の半分ぐらいは埋まっていました。

その理由は、本日3/2は映画館のダブルポイントデーだったのと、主人公がカッコいい松坂桃李さんだったから、なのかもしれません。昨日の3/1が映画の日で込みそうだったを避けたのですが…。

映画は予想通り地味っぽい展開でした。

後半、少々冗長な感じもしだしましたので、もう15分間ぐらい短くても良かったかもしれません。

タイトルの「あの頃。」というのは、きっとライブとか、握手会とか、3密なんか考えなくても良かった、古き良き時代の事なのでしょう。

これも新型コロナ時代の映画なのだと思います。

握手会のシーンで、主人公が女神・あややに会えた時は、こちらまで胸がじーんとしてきました。

★★★☆

追記 ( 「モーツァルトの40番」ではありませんが ) 
2021/3/3 10:23 by さくらんぼ

大学院受験に失敗し、バイトしながらバンド活動をしていた極貧の主人公・劔(松坂桃李さん)は、「バイトばかりで気が入っとらん」と先輩に叱られました。

彼は、それをきっかけに、糸が切れたようにバンドをやめてしまったのです。

生きる目的を失った彼は、偶然TVから流れてきた、あややの「桃色片想い」のPVに射抜かれ…。

私にも似たような経験があります。

だから、映画の予告編を観た時、少し涙が出そうになりました。

仕事にいきづまって、ずるを休みして街を歩き回った事があり、その時、突然あややの「桃色片想い」が聞えてきたのです。

本当に聞えたのか、脳裏に思い出していただけなのかは、今となっては分かりませんが。

当時、その曲が流行っていたのは知っていましたが、それほど意識していませんでしたし、(失礼ながら)あややの熱狂的なファンだったわけでもありません。それ以前に、TVで娯楽を楽しめるような心境ではありませんでした。

しかし、街中で聞こえてきたあの曲は、まさに心の風穴にはまる、ジグソーパズルのワンピースだったのです。喜怒哀楽は芸術に昇華できると思いますが、ならば、あの時の私の哀しみは「桃色片想い」に昇華されたように思いました。あの曲の中にも「疾走する哀しみ」があります。

その後、映画の主人公同様、CDショップへ急ぎ、たぶん同じ「桃色片想い」のPV・DVDを買いました。

「桃色片想い」のエネルギーには、一時、すべてを忘れさせてくれるような力がありました。

だから、アイドルにも、この映画にも、リアルがあると思います。

「  松浦亜弥 - ♡ 桃色片想い ♡ [PV] 」

追記Ⅱ ( 当時のあややが登場する謎 ) 
2021/3/3 17:28 by さくらんぼ

劇中にあややが一回だけ登場します。

握手会のシーンです。

あれは過去画像のCG合成なのか、

それとも、そっくりさん?、

もしかして、ご本人!?。

オーラが漂い、

私には限りなく本物に見えましたが、

映画の公式サイトを見て謎が解けました。

山﨑夢羽さんが、あややコスをして演技されていたのです。

しかし、女神降臨のワンシーンでした。

追記Ⅲ ( 完璧にあやや」 ) 
2021/3/3 17:34 by さくらんぼ

『あの頃。』松浦亜弥役・山崎夢羽の再現度が話題「完璧にあやや」

(  2021年2月24日 7時31分 「シネマトゥデイ」 )

追記Ⅳ 2022.5.19 ( お借りした画像は )

キーワード「アイドル」でご縁がありました。楽しそうですね。無加工です。ありがとうございました。



( 最後までお読みいただき、ありがとうございました。 

更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。)


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