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祝グラミー賞MasaTakumi(&HidekiSaijo)

2023年2月5日、ビッグニュースが。グラミー賞の最優秀グローバル・ミュージック・アルバム賞をMasa Takumiこと宅見将典さんが受賞した。このMasaさんが西城秀樹さんの甥子さんだということは、世間一般にはあまり知られていないかもしれない。でも、秀樹ファンにとっては周知の事実で、この賞にノミネートされた時から皆がざわざわしはじめていた。

残念ながら私は、Masaさんが秀樹コンサートに参加されるようになった頃にはもう離れていたから、彼が秀樹の甥で優れたミュージシャンだってことを知ったのは、ブーメラン後のこと。グラミー賞にエントリーする経緯なども、今回インタビュー記事などで初めて知って、細かな条件や制限をクリアすることの過酷さや、そのためのがむしゃらな努力には胸を打たれた。知れば知るほどもっと聞きたいと思うほどに、興味深い記事だった。

そして。ほんとうに受賞してしまった。というのはおかしいけれど、でもほんとうに夢のようにすごいことを、Masaさんは現実にしてしまったのだ。ご本人はもちろん、周りの方々、そして秀樹がどれだけ喜んでいることか。そう思うと胸が熱くなる。

この素晴らしいトピックスに関連して、今WEBにはインタビュー記事がいくつも再掲されている。

ちょうど去年の10月に、「西城秀樹の新曲」としてリリースされた「終わらない夜」は、元々コンサートのオープニング用にと秀樹に依頼されてMasaさんが書いた曲だった。未発表のままのこっていた秀樹の歌声を元に、腕ききのミュージシャンたちを集めて、Masaさん自身が率先してプロデュースした渾身の新曲。

オリコンTOP10にも入ったこの曲が話題になると共に、Masaさんへのインタビュー記事も増え、そこで初めて知るエピソードもたくさんあった。そして今回、グラミー賞受賞の話題と共にいくつもの記事が再掲された。そこには音楽の話しと共に「秀樹愛」が溢れていて、読み返すたび、涙がこぼれる。

『関係者の人たちはみんな言うんですよね。秀樹さんがどれだけおもしろかったかって。だから僕も伝えたいんです。秀樹さんがどれだけチャーミングで魅力的な人だったか。』

このMasaさんの想いを、少しでも多くの人に知ってもらいたい。そう思って拡散してきたりしたけれど。ツイッターだとどうにもバラバラ散らばって流れ去ってしまうから。ここに、まとめてみようかと。

そういえば、記事の中にはMasaさんのこんな言葉も。
『やっぱり優しいし、人を傷つけない。後輩にも優しいし、何か言われても “ん……”って1回飲み込む人なんですよ。』
そうだった。「ほろにがバレンタイン」に書いた、あの時も。子どもだった私の一方的な感情を、秀樹はやっぱり「ん……」って飲み込んでくれたのだった。まだ19歳だったのに、秀樹は大人だった。ほんとに優しい人だった。
と、そんなことも思い出してしまったり。

ということで。
なによりもまず、Masaさん、おめでとうございます。
そして秀樹、おめでとうございます。

そんなわけで。
一挙掲載。
ぜひご一読を。



あの頃青春グラフィティ生配信!2022/9/17

ゲスト:宅見将典







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