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リスクを抑え、リターンを増やす

こんにちは。会計士の青山です。

リスクとリターン
 よく、「ハイリスク&ハイリターン」と「ローリスク&ローリターン」という言葉を聞きます。しかし、これだけで少し茫洋すぎると感じます。

 例えば、宝くじですが、単純な表現をしますと、少額購入であれば「ローリスク&ローリターン」、しかし高額購入であれば「ハイリスク&ハイリターン」となるように、リスクとリターンを考える際には投資額を前提した上で考える必要があると思えるのです。

リターン=投資額×収益率で考える

 そこでリターンについて考えてみましたら、「リターン=投資額×収益率」と考えてみると良いのではと思いました。

 それで、収益率ですが、この収益率こそ「ハイリスク&ハイリターン」や「ローリスク&ローリターン」という事業特有の特性であり、事業者じたいではコントールできません。 そのため、収益率の持つリスクとリターンの特性を十分に熟知したうえで、自分は投資額をコントロールして、リターンを極大化すべきではないかと考えます。

 そして投資額ですが、これを特に私の場合ですと投入コンテンツ数と読み替えますと、一つの提供先に対して12時間セミナー教材みたいなものを多額の時間を掛けて作成するのではなく、6時間セミナー教材を2つつくり、それぞれ2つの教材を大企業向け、中小企業向けというように表現方法や記載項目を変え、かつ、提供先も複数のセミナー機関で同じセミナーを展開するという方向で事業展開すべきかと思います。

投資額は回転数で増やす
 要は投資額を複数に分け、それぞれの分散された投資額を同時に複数地点で回転させる(あたかも散弾銃を撃つがごとく)ことで、実際に廻る投資額を増やす、投資額を増やすことで収益率で人生を賭けて、社運を賭けてという無謀な一発勝負に行かず、リスクは抑える分、時間はかかるかもしれないが、着実にリターンを積み重ねていく、そんなことを考えてみました。

その他
(1)回転寿司との同質性と異質性
 回転商売と言いますと、回転寿司がわかりやすいです。しかし、この場合、回転させるモノは椅子(実質はお客様の財布・・)ですので、有形であるため、キャッシュアウトが要りますが、自分みたいな事業者はPDFやPPTのコンテンツなので、回転率を上げるにはいくらでも工夫の余地があります。

(2)関連ワード
・同時複数利用
・フリー:デジタルコンテンツは追加制作コストがかからない

まとめ
 リターン=投資額×収益率と捉え、収益率で無理に高いリスクをとるのではなく、投資の回転率を高めることで投資額を上げ、リターンを極大化する

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