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ワクチン後遺症に苦しみ亡くなられたピアニスト、そしてご家族の苦しみに思いを致して

ワクチン接種後の重い神経障害を訴え、亡くなられたピアニストの方。ご家族の理解が得られず苦しまれた心の軌跡を綴られたツイートが多くの方から繰り返し拡散されている。
それらを一見すると「なぜ家族が」と思ってしまいがちだが、その見方は誤り。

私は、弁護士として交通事故後の「高次脳機能障害」患者の支援をずっとしてきた。今でこそ自賠責もその存在を認め高額の賠償もよくあるが、これが認められたのは平成15年頃。それ以前は、医学界でも「社会的疾病」だの「賠償性」だの差別の目で見られていた。見た目は健常者と変わりがないのに、その名の通り高次な脳機能=遂行能力や周囲との調和能力など現代社会で職場や家族と上手くやって行くための能力が損なわれ、そこに鬱も加わるため「怠け病」と誤解され身近な家族からも疎ましがられ疎遠となる例が多かった。離婚されたり、親に絶縁されたり。患者が天涯孤独となった例を何例も知った。

今回も亡くなられた方が後遺症を発症した初期に、脳神経内科などがきちんと受け入れ、例えば「ワクチン起因性自己免疫性脳炎」等と診断し治療していれば、病状も回復した だろうし、何より家族がご本人の状態を「ワクチン後遺症」として受容し、適切な看護もできただろう。
だが、現在は、ワクチン接種後の体の不調は、因果関係の特定ができないとして一切認められず、それを言うのは「デマ」「変人」扱い。だから家族が後遺症で苦しんでも、突然人格が変わり「意欲がなくなった」「無気力な人になった」、「理解できない存在」になってしまったと遠ざけてしまう。
大学病院の総合内科医でさえ「運動すれば治る」なんていうくらいなのだから、素人である家族が誤解することを誰が責められよう?

最も罪深いのは、もちろんワクチンをバンバン打って大儲けしながら後遺症患者は放置する医学界だ。そして、同罪なのは当然接種主体である政府、そして、ワクチン打て打て報道を繰り広げながらワクチン後遺症は知らん顔のマスコミ、そして一部のインフルエンサーたちだ。

現状、医師会・政府・マスコミがその罪を改めないのだから、個々人としての医師そして私たちみんなが人任せにすることなく声を上げ苦しむ人の救済に立ち上がらなければ。
言うだけではダメなので、もうすぐ公にするが、私は心ある同志の方々と、水面下で懸命に動き出している。
みんなで、出来ることをして、今のこの歪んだ世界で苦しむ人を一人でも多く支えていこう。

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