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梨花の雨ビニール傘を回想(まわ)したり

昨日の朝は日記は書いたけどアップしてなかった。そうだ、今日の一句が決まらなかったんだ。

(昨日の日記)今日も猫コレクションの日だった。映画『アイアンクロー』を見てYouTubeで昔のプロレス映像を見ていたりしたら、ハマってしまい、昨日一日見ていた。主に全女のブル中野のYouTube、「ブル・チャンネル」が面白く止まらなくなってしまった。全女はクラッシュ・ギャルズとかダンプ松本の極悪同盟とか、そのNo.2がブル中野だったのが、いつまでも二番手では駄目だとダンプ松本の酷悪同盟を離れるのだ。その抗争があって、やがてアジャ・コングとの抗争もあり、要はプロレスは物語だと様々な物語を織り込んでいく。その中で名勝負と言われるデス・マッチがあり、アジャとの死闘はまさにそんな金網デスマッチなのだが、そのあとに極悪タッグマッチで負けたら髪の毛を切るという試合があったのだ。その裏話がいろいろ面白い。

『アイアンクロー』もフリッツ・フォン・エリックという名前はナチスの将校みたいな名前で『キン肉マン』のブロッケンJrとかウォーズマンとかそんな感じなのかもしれない。『アイアンクロー』はプロレスよりも現実の方の物語があまりにも悲惨だったのかもしれない。プロレスでは強い親父の息子たちぐらいのストーリーだった。それに比べると全女の物語作りは面白いのだった。男子も長州の維新軍とか面白かったが、あれらはプロレスよりも物語作りが面白かったのだと思う。さらに全女ではそれに試合の面白さもあるのだった。昔だったら金網デスマッチとか奇異な感じだったが。大仁田の電流爆破とか見かけだけのような気がしていた。

全女のプロレスはそれほど見たことがなくましてやブル中野がこれほどだったとは映像で見るまでは知らなかった。

今朝の一句。

猫の日もアイアンクロー苦労す

ダジャレ系に走ってしまうな。その後に午後から映画を見に行って、また帰ってきたらYouTubeを見始めて、時間を過ごしてしまった。止まらなくなるな。

電子書籍、『白楽天を読む』は読了。昨日も昼過ぎまで雨が降り梨畑の白い花を見ながら、「長恨歌」の「梨花一枝春の雨を帯ぶ」に思いを馳せていたのだ。漢詩の取り入れというのは俳句でもよくある作句法だった。今日の一句。

梨花の雨ビニール傘を回想(まわ)したり 宿仮

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