シン・俳句レッスン92
これは斑雪で俳句が出来るな。歌のイメージがない。探してくる。
ちょっと違うかな。吉田拓郎『雪』の方が良かったか。
ミステリアスなイメージ。
孤独の俳句
金子兜太・又吉直樹『孤独の俳句 「山頭火と放哉」名句110選』。今日も又吉直樹選定の放哉。
急遽バレンタイン俳句を作ることになったので、尾崎放哉とバレンタインはまったく結び付かないが、でもそれも面白いかも。
山頭火になってしまった。今日は山頭火にしよう。
断捨離でもなく、それだけギリギリの生活だったということなんだが、「断捨離」が流行る世の中、捨てようと思ってもなかなか捨てられない。
当たり前すぎるな。
これは女子の歌。
これはいいね。
愛はぬかるみという。これにしよう。もう少し夢があるように。
どこが夢がある句なんだ。これは、川柳でもいいな。
字余りだな。
これはちょっといいんではないかい。絵画的だし。
これはもろパクリだな。
これはちょっと希望が見えるか?
オープニングはこのパクリだった。
こっちのほうがいいかも。
これいいんじゃないの。キリスト教の祭りなのに仏教僧へ渡してしまう。これも縁ですとか言って。
これは川柳だな。
これは難しいな
これは川柳で使えそう。
川柳は三句できたかな。
三句目は逆かな。
これだと俳句っぽいかな?
現代俳句の海図
小川軽舟『現代俳句の海図 昭和三十年世代俳人たちの行方』。今日からのテキスト。小川軽舟と同世代の俳人を論じるということなのだが、小川軽舟を知らなかった。
同世代だった。これはいいテキストかもしれない。
まず藤田湘子に入門したとある。入門はしなかったがテキストは読んだ。これは鉄板な入門書だった。
それで「鷹」という小澤實の主催する結社に入って切磋琢磨する。そういう基本的なことが出来なかった。俳句に目覚めたのが遅すぎて、今更新人教育を受けてもなあ、というのが建前で、もうそういう勉強をしたくなかった。
会があって終わると飲みに行くとか、そういう世間的なことが苦手。飯田龍太『秀句の諸相』。前衛的な俳句はほとんど見られず伝統回帰している。そこからもう一歩奥を深めて俳句道を極めていくみたいな。こういうのが苦手だった。このへんの上手い俳人はざらにいるが突出した存在にはなれないんだよな。その中で突出したのが夏井いつきだろうか?賛否はあるが。
小林恭二の役割。むしろ文学の世界で小林恭二には親しんでいた。ただ彼の小説はいまいちだったかも。小説家から俳人プロデュースみたいな本を出していたんだな。『実用青春俳句講座』。そして、「新人類俳句ベスト30」を上げるが女性俳人が一人もはいってなかったという。こういうところが駄目なんだよな。見る目なしと思ってしまうのか、俳句があまりにも保守的だと感じてしまうところだった。その後に数々の女性俳人が登場したという。それで小林恭二の権威も地に落ちたのかな。俳句が「遊び」に転じていく。前衛俳句の衰退と角川春樹の登場。小林恭二主催の句会が注目を浴びる。そして、世代交代。俳句最高の賞は蛇笏賞ということだった。
目指せ!蛇笏賞か?その蛇笏賞受賞者が老人ばかりというのも問題だよな。それを逆に考えて大正時代は層が厚いのだとか?それは俳句だけではなく短歌でも小説でも言えることなので俳句だけ特殊ということはないんだが。単に新風を好まないおじいちゃんが多いだけだろうと思ってしまう。そう言えば選者が自分で自分に賞を与えたという事件もあったようだし。
蛇笏賞はやはり駄目な感じがする。蛇笏賞は目指さなくともよし。賞金だけだよな、魅力的なのは。角川の賞というだけでアンチになってしまう。
先行き暗い俳壇だった。もうこういう俳壇は無視していいのでは。俳句が読まれるのは俳句を作る人しかいないという開き直りが駄目なような気がする。もっと新しい読み手に開いて行かねば閉塞するだけだと思ってしまう。むしろ海外俳句の方が発展していきそうな。ウクライナの俳人の俳句なんて戦時の緊急時だから短いコトバが有効だったのかと思う。写真以上に。今は写真とか情報が溢れているのだ。
天の川銀河発電所(現代俳句ガイドブック)
佐藤文香『天の川銀河発電所 現代俳句ガイドブック』から。
北大路翼十種。北大路翼にトラウマがあるのは誤字を指摘されたから精神的にに北王子翼と変換しないかと余計なところで神経を使うのだった。まあ、単語登録したから大丈夫だと思うのだが、グーグル日本語入力の人は注意が必要だ。
北大路翼はめちゃくちゃなようでいて古風なんだよな。風狂の俳人系か?
義理人情の世界。義理チョコよりも本気(マジ)チョコか?
以外に坪内稔典さんと共通項があるのかもしれない。
これいいんじゃないかい。候補1。川柳っぽいかな。
アイリスはアヤメだからアヤメ色か。なんで貧しいんだろう。まずしい色は黒とか。色とは呼ばないか?
これはファンタジーだよな。そういう虚実皮膜の危うさがいいのかもしれない。伝説の俳人への道。
なんかこういう歌はモラルに反しているようで好きにはなれないな。やっぱ手をだしてはいけない領域があるような。どうせならアグネス・チャンを口説け。
貧しい青年のためにはそういう使い道があってもいいのかと。
こういう句は俳句的なんだそうだ。
ミステリー俳句を一つ。
ジム・ホールとビル・エヴァンスの「マイ・ファニー・バレンタイン」のスリリングさが好きだ。
ストリップとかなのかな。よくわからんが。羽化はバタフライだよな。つまり男のストリップということかな?
口語俳句。文体がいいみたいだが歌舞伎町界隈では受けなかったらしい。
意味がわからない。塚本邦雄によると馬というのは浪漫溢れる動物だということだが、そういう浪漫俳句かなと思う。
俗っぽいコトバのあとに聖なるものを持ってくる手法なのかな。
義理チョコ感はあるが、聖なる領域には行かなかい?北大路翼は深さと同時に浅さだという。しかし彼は深さを求めているという。そこが笑いで逃げてしまっていると感じるのか。ただその先に行くと本当に風狂の人になってしまうからな。今更風狂もないと思ってしまう。俗から聖なるものを求めるのはありかな。バレンタインは俗なのかな。
そんな気持ちだよな。そうだ以前貧しい子が必死にバレンタインを作ったけどとても上げられるようなものじゃなかったけど彼氏は嬉しいそうに食べたとか。
もう一つだな。
「花子」というのは犬の名前。愛情表現。難しい。
とりあえず。
これでいいか?「陽が落ちて」の句はいいと思う。これを最後にしよう。
今日は短歌、川柳、俳句と作ったから良しとする。
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