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いっそのことテイラー・スウィフトがヒロインだったら良かったのに。

『ザリガニの鳴くところ』(2022/アメリカ)監督オリヴィア・ニューマン 出演デイジー・エドガー=ジョーンズ/テイラー・ジョン・スミス/ハリス・ディキンソン/マイケル・ハイアット/スターリング・メイサー・Jr/デヴィッド・ストラザーン

解説/あらすじ
ノースカロライナ州の湿地帯で、将来有望な金持ちの青年の変死体が発見された。容疑をかけられたのは、”ザリガニが鳴く”と言われる湿地帯でたったひとり育った、無垢な少女カイア。彼女は6歳の時に両親に見捨てられ、学校にも通わず、花、草木、魚、鳥など湿地の自然から生きるすべを学び、ひとりで生き抜いてきた。そんな彼女の世界に迷い込んだ、心優しきひとりの青年。彼との出会いをきっかけに、すべての歯車が狂い始める…。

coco映画レビュアー

ベストセラー小説の映画化なのだが、原作よりもファンタジーを強調した作品になっているので原作の印象とはちょっと違う感じだ。ハリウッド的というか映像がすごく綺麗なのだ。湿地帯に住んでいるのに避暑地のお嬢さんのようなヒロインだった。

それでも映画としてはわるくないかな。一応ミステリー部分の脚本は原作通り(まあ原作を忘れていたけど)なのか、あと自然の感じが作り物でもいい感じだった。ロケ地とかの撮影なのかな。全体的に映像が綺麗な分、「湿地帯の少女」という偏見を持たれるような感じは受けないのだ。白いドレスとかおかしいでしょ。

それでもラストのテイラー・スウィフトの歌が良かった。それだけで満足できる映画にはなっている。


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