短歌レッスン59
グーグルは、カモミールと教えてくれました。除虫菊とも。どっちだろう?除虫菊かな。葉っぱが。花の種類は改良種が多すぎて覚えられないですね。次から次へと新種が出てくる。菊でいいんだけどね。白い菊で。除虫菊は夏に咲くとあるからやっぱカモミールなのか?
斎藤茂吉短歌
今日から斎藤茂吉を反面教師と思いやっていきます。
この歌は短歌界では絶賛ですけど、中野重治がダニの歌なのになぜ絶賛されるのか、わからないとして取り上げた歌です。まあ「裸の王様」という感じでしょうか。一般的な素人が見たら、これはただの生活短歌にすぎなく、それほど絶賛されるものでもなかろうと思うのです。それを気品とまで形容する。
まあ斎藤茂吉は医者ですから害虫と戦いで撲滅することが人類のための使命だと思えば気品ですけど、この短歌だけではわからないですよね。つまり一首として作品を純粋に鑑賞するならば、貧しい人の日常とでも読める。そこに光りを与えたなら素晴らしいですけど。
ただこの歌意からは、やっぱダニの撲滅に戦っているようなそんな斎藤茂吉の姿が浮かんでくる。それは、中野重治には耐えられなかったのだと思います。この短歌が作られた時期が問題なのです。治安維持法下で権力に反するものはダニのように抹殺された。中野重治も言論を禁じられて、監獄に行くことになる。それを察知したのだと思います。
模範十首
「雪に傘」雪は気象現象で一番読まれている気がする。色かな。
小島親子は短歌のDNAまで引き継いでいると考えると面白い。でも反抗があったほうが面白いのに。
楠の木は確かにでかくなるので庭木では植えちゃいかんというバイト先での師匠の言葉。庭付きの家持てなかったよ。
また雪だけど感性の違いがわかるだろうか?先のが1947年の戦後世代。後の人は1962年生まれ。
曼珠沙華の歌は新しい感覚だ。そうでもなかったか?1952年生まれの人だった。
字余りの歌。「広き空ありて」八音。「地平ありて」六音。「て」を抜かせばいいと思うのは素人。はい、素人でした。
斉藤斎藤のうたは名前ありきなんだと思う。詠み手ではなく、一般ピープルを詠んでいるという。短歌界だけだよな、そう思うのは。
佐伯裕子は祖父が東京裁判で処刑されたという。そういうの関係ないけどな。歌にそういう影響が読み取れるのだろうか?
坂井修一は一度深く掘り下げたい歌人。歌よりも批評の方でかな。
笹公人は今の現代短歌。このへんがよくわからないと古いとおもわれてしまう。古いやつなんです、と鶴田浩二を歌いたくなる。
藤田湘子『新版 20週俳句入門』
前回は七七五だったのに気づかなかった。わざとそうしたのではなくうっかりミスです。句またぎを意識して中七を決めようとしたら、上5の字余りに気が付かなかった。
短歌の方で応用した歌が昨日の「うたの日」の投稿うた。
俳句に直すと
と出来るが、課題の「かな」が抜けている。
まだまだレベルには達してないのだった。「かな」は宿題だな。
第17週「俳句は切字響きけり」
第四の型。季語(上語)+(中七)+動詞+けり(下五)
「かな」は余剰をかんじさせる沈黙の切字。言葉の省略。
「けり」は決断の切字。それだけですべてをいい切ったという肚をくくっている。
ちょっと苦しいか。酉と鶏をかけたのだが。
「時間よ、止まれ」ですね。でも「時間よ、止まれ」は出て来ないかもしれないな。矢沢永吉以外だと誰だろう?
雪のうたがあったと思った。ブルースにしたかったな。
浅川マキの「朝日の当たる家」の翻訳版だけど、ちあきなおみも歌っている。
ちょっと苦しいか?中島みゆきですね。今の人もわかるだろう。
「うたの日」お題
また出遅れた。すでに8時だった。「勝」「タール」「de」「ござーる」
すでに「勝」は投票。
これ面白いと思ったが七七の「のよ」が字余りなんだよな。なんでだろう。七音に出来るのに意味があるのか。「シュレディンガーの猫」を収めた力技を評価したい。
これでいいか?「女子」だとセクハラぽくなる。
「タール」終わっていた。悔しい。
「de」は人の名前とか。デ・シーカだ。
これでいいか?
結果
♪ひとつでした。どんまいでもおかしくなかった。こういう言葉遊びはだめなんだよな。題が難しすぎた。映画の題名は俳句的に歌意は通るようにしているのだけれどな。そこまで読んでくれる人はいない。
トップ
コム・デ・ギャルソンのCMだよな。短歌というより、コピー・ライティングなんだよな。こういう文章は書けない。ますます差異が明確になってきた。
メルヘン短歌でした。
「バザールでござ~る」は1991年のCMだった。そのぐらいのCMだとまだ覚えていられるのだろうか?でも「孤独」になるぐらいの時間経過なんだな。懐かしさも歌になる。
カップルの日常。青春短歌?この人は歌名が海月だからちょっとズルい感じもしないではない。先生だし。
だから何?短歌だよな。寂しそうな詩人は、ドイツばかりではなく、全国共通だと思うが。確かにリルケとかのイメージなのかな。ゲーテはそうでもないものな。題詠ありきの歌なんだろうな。ワールドカップの結果を受けての。
題詠だけど折り込まくていいということなんだが、このへんのことがよくわからない。上位者には許されて初心者には許されない気がする。
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