「鶴見駅からの挑戦状」というスタンプラリーのポスターです。ちょっと気になったんでスマホで撮りました。
鶴見駅で思いだすのは、笙野頼子『タイムスリップ・コンビナート』は彼女の代表作で鶴見線の駅についての小説だと思いました。稲垣足穂という作家のオマージュにもなっています。そんな感じの摩訶不思議な駅があるのが鶴見線でした。行ってみたいと思ったのですが、ここではあまり関係ないことだったかも。まあ俳句を一句作ります。そういうコーナーになってます。
茂吉短歌
田螺の画像なんかないと思ったので似たところで螺旋階段。また意味不明な短歌を出してきて。「かりようびんが」は仏教用語で「迦陵頻伽」。極楽に住む天女の姿をした鳥。それでも意味がからん。その隠し児が「田螺」であるという。それが早春の泥団で水が温むのを待っている歌だそうだ。田螺が鳴くというか、ごろごろ音を立てるのを地方左遷された時に聞いたという思い出があった。田螺はけっこう悲しい思い出。
模範十首
先日は俵万智にしたのだが、反感しか抱かなかった。今日はどうだろう。大辻隆弘の選定「流行る歌、残る歌」。年齢は近いかな。
「通勤電車」という日常詠。「人格のながれとけあう」はなかなかの表現。「みゆ」は基本。
題を見ると生活詠なのだが、もはやタバコを吸う世代も限られている現在。それに反する行動。鼻をすすってだから、寒いところに追いやられている様子が伺える。
大森静佳という歌人は注目されていたんだ。上句は大きなコトバで下句に小さな事。世界系の中の二人の世界という感じだろうか?エポックメイキング的な歌人のようだ。
『Bootleg』がわからん。密造とか海賊版という意味だろうか?米津玄師のアルバムがあるから、けっこう知れ渡っている若者コトバか?謎歌だ。蛇なんて架空の生物のように思われているのかな。そういえば最近は蛇を見ない。子供の頃はけっこう見たけれど。
鳥居は制服歌人というのは知っている。この歌も理解できる。一字空けのテクニックも決まっている。
「野の鳥」「菩薩」という言葉から茂吉系なのかな。次の歌と一緒になってしまった。でも、茂吉系なのは間違いなさそう。
「菩薩」の歌は茂吉系とはちょっと違うな?よくわからん系列。「ライトヴァース」系か?
「すなずり」が漢字なのだけど、出て来ない。こういう古い廃れた言葉を使う人は友達にはなれない。
「斯う」の漢字を探すのに苦労した。こういう人はパソコン使わないのか?わざわざ死語のような言葉を使う人の気が知れない。権威主義者なのか?
笹川涼の歌は好きかもしれない。釈迢空の流れを感じる。
「うたの日」お題
「先生」「声優」「有害」「外国」「告白」「博士」「串カツ」「割愛」「間」。
「間」が無難だろうか?
今日も全く思い浮かばない。
結果
♪3つ。「エルピス」はドラマを見ている人しかわからないだろうと思いながらそこから抜け出れなかった。あと句読点を付けることで自己主張することにした(句読点は釈迢空の手法で、音律的に読みを指定する)。もう誰かとすぐわかる。嫌なやつになったな。