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大葉で包みたい一日

街路樹の名前を調べていたら時間食ってしまった。ホオノキだろうと思うのだが自信がない。街路樹も最近はよくわからない外国産が多いのだと思う。葉っぱが最大の種でホオガシワとも言う。「かしわ」は古来食器などに包んでいた植物である。『山椒太夫』で捕まる前に貴族の家族が木の葉で食事していたと思った。

今日の日記が遅れたのはガスレンジを掃除していたから。半年ぶりの(もしかしたら一年ぶりか?)大掃除決行となったのは明日ガス検査に来るというからだ。迷惑千万ない話なのだが、去年拒否し続けたからな。まあ、ゴミ屋敷にならないためにも整理整頓は必要かな。ついでに大江健三郎の本を探そう。

そんなわけで読書はあまり出来なかった。マン『ヴェネティアに死す』を読み始めたのは返却日になってしまったから。引き続き二週間延長はしたのだが、後回しにするといつまでも読めない。ちょうどドイツ文学である多和田葉子『パウル・ツェランと中国の天使』を読んでいたのでツェランともどもドイツ文学を読むのもいいかと思って。何故日本人作家だと思っていた多和田葉子がドイツ文学なのか、それはドイツ語で書いているからなのだ。ついでにこの本は翻訳書だった。

録画でWOWOWで演劇『宝飾時計』を見た。第一部だけど。演劇ドラマで子役タレントが成長して、あるオーディションを回想する。そこで事件が起きるのだが『推しの子』と少し似ているかな。演劇のスター役者の成長物語の中に今のネット社会の問題も浮き彫りにされるような。ステージママという問題も。

今日はこのぐらいか。今日の一句。

大葉で包みたい一日

なんのことやら。もう6月だった。

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