レッスン100
やっと罰ゲームの日々が終わるという感じか。レッスン98で「どんまい」喰らってしまい、レッスン99で今まで最高傑作ができたと思う。評価は2日後なんでわからないのだが、そうだ、「うたの日」の投票結果が次の日になったんで、なんか報告が遅れてしまったのだ。今日の結果(1/5)は明日の夜になりそう。
最期なのでビシッと決められるか?
「うたの日」お題
「残」「念」「だけど」「正月」「休」「終」「仕」「事」「始」
最終回だから「終」にするか?
いつも好き勝手に歌っているのだが、最期は薔薇がむりなら「どんまい」で終わりたいと思っている。いやそれより強烈なうたを残したい。集大成だから。
もう一つ森永愛名義でアップする案。
俵万智風でやりたいが、まだまだだな。
「体育館」が「體育館」になるだけで怪しさがでてくる。この「體」という字はもともと「劣る」とか「荒い」の意味だったそうで、マゾヒスティックにいじめている様子が思い浮かぶ情景なのか。吊り輪ほどそういう意味で相応しい競技はないような。輪っかの空白に繋がれた奴隷のようでもありキリストのようでもある。十字懸垂とか。その輪が「二つの眼」というのは秀逸な比喩だよな。そして「盲(し)ひて絢爛(けんらん)・たる」という句跨り。そっかアクロバット的な吊り輪のイメージか?
模範六首
今日は何するかね。もう一層の事、塚本邦雄で統一しようか?最期だから幻想短歌の底力を。
大好きなカフカの短歌なのだがまったくわからん。無人郵便局というものがあるのだろうか?それこそAI仕様のディストピア社会のような感じだが、「頼信紙」というのは電報を打つときの紙だそうだ。電報を打ったことがない者にはわからない。それが薄緑で格子であるということか?
塚本の解説によると「無人郵便局」は全員拉致されたということなんだそうだ。全然わからんよ。それで犯人が中から電報を打つのかな?
解説者によると局員は全員外出中なのであるという。それもわからん。留守番ぐらい置いておくだろう。
以前田舎の郵便局というかよろず屋の店が郵便局を兼ねているところがあった。そこの店主が野暮用で出かけているということはあるかもしれない。
でも、今だと無人化はAI化というのが相応しいような。ただその時代に電報はあるのか?
連作短歌『縦』の中の一首で、他に「國王Lと哲學者Nによせる脚韻二十行詩」という句が入っているという。Lはルードリッヒ、Nはニーチェ。この歌はワーグナーの口を借りた憑依短歌だという。「白絹」は『ニーベルングの指輪』の女騎馬の白絹なのだそうだ。
詰め襟の学生服経験者でないと「固きカラー」はもうわからんだろうな。そこの男子の永久の別れうたか?塚本邦雄短歌は同性愛的?でもホモにも二種類あって同性愛的なホモビアンと同志的なホモフォビア。塚本のは後者かな。日本人はだいたいホモフォビアになってミソジニー。分からなければ上野千鶴子読め!
「熒惑星(けいこくせい)とは火星だった。正岡子規の俳句雑誌「ほととぎす」一派を揶揄っている短歌だろう。
「冱(さ)ゆ」は「冴える」上句と下句が対句表現になっている「人あやむるこころ」がポイントのようだ。やっぱ同性愛的なうたなのか?
「踰(こ)ゆ」は超える。「承久の変」で敗北した後鳥羽院に憑依したうただという。うたが忘れられずに『新古今集』の改訂をこころみていると読む解説者。どこから?塚本は後鳥羽院が好きだったようだ。反逆者故にか?
時間の関係で6首になってしまった。この続きはあとでやります。
結果
♪一つ。結果についてはどうでもよく、自分の歌が詠めたかだった。
全結果。
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