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アカデミー賞雑感

アカデミー賞のプレゼンターのお笑いは内輪ネタで持っていくところがあって、それが最初は面白いと思ったのだがだんだん飽きてきた。町山智浩さんの話は、内輪ネタの話が多いので面白いのだと思っていた。だからTVでは言えない。ラジオがいいところ。そういう話がYou Tubeで出来るから人気が出る。

このYou Tubeの予想結構当たっているのだ。それだけ町山さんはアカデミー賞の内輪に内通しているのではと思わせる。確かにアカデミー賞は宣伝的な意味合いがあるのだと思う。そしてヒット作に与えられるので業界全体が儲かる。それが現状は映画の地盤沈下だ。

ウィル・スミス騒動で『ドリーム・プラン』を観たいと思ったのだが近くの映画館ではどこもやっていない。ちょっと前までやっていたと思ったのだが早くも打ち切り?なんなんだろう。この傾向は。次から次へ新作が控えているのかな?まあ、客が入らなければ二週間ぐらいで打ち切りになるのだろうか?

これはけっこう深刻な問題なのかもしれない。たいていの映画館でスカスカなのは、映画館に行けばわかる。まあ、そのほうがこっちは隣のポップコーンや気を使わずに観られるので喜ばしいことだが映画界全体としては大変なことなのだろうと想像する。

で、『ドリーム・プラン』でアカデミー賞男優賞は既定路線だと思うのだった。そして、あの騒動はもしかして演出ではと思えるのは、それだけ話題になることはアカデミー賞に取ってプラスだからだ。世の中金で動いているというかハリウッドは特にそういう感じなんではと思うわけです。

結果的にウィル・スミスの行動はアカデミー賞並に称賛されて、なんだかな~と思うわけです。実際に『ドリーム・プラン』観たくなったし、良い宣伝になったと思う。何よりも本気で殴っていたのか。グーパンチでなかったし、殴られた方も吹っ飛ぶこともなかった。ビンタだった。

比較として挙げられた大島渚が野坂昭如に殴られた映像を観たけど見事にグーパンチが決まっています。酔っ払っていたにも関わらず。本気度が違う。


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