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三日月も釈迢空に釈迢風

写真は昨日の深夜4時頃に撮った三日月なのですが、私のスマホでは満月になってしまった。ボケてますけど。夜間撮影にしていたので、影の部分も露光してしまったのかな。実際に見え方が同じではないことの現れなんでしょうか?

月の変化は見ていて面白いと思ったのは、月百句俳句に挑戦しているからです。今、63句まで作りました。即席だから抒情も何もあったものではないんですが。

そう言えば俳句でも短歌でもnoteに書く時は横書きになるのですが、釈迢空(折口信夫)の短歌を書いていたときに横書きではくり返しの文字が一文字しかできないことに悩んでしまったのです。二文字のくり返しがけっこうあるのです。例えば、

うつうつに こころむなしゐわれを つくづくと思ふ。やみにけらしも  釈迢空

「うつうつに」と「つくづく」ですね。釈迢空の短歌は内容は分からなくてもリズムの心地良さがあって、それが好きで短歌づくりの参考にしようとしているのですが、この短歌にも二回もくり返し語が入ってリズムを整えている。これを表現するにはくり返し記号のほうがいいと思うのですがそれが出てこない。そんなときに縦書きメーカーみたいなツールがあることを知ったのです。それで作ってみる必要があるのかと。

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入力する時に横文字なので駄目ですね。白字も見にくいですね。まだ試作段階なので慣れればいいのかもしれない。縦書きエディタを使えばいいのかな?

「うたの日」で自己ベストがでました。

猫舌のひとりぼっちはいつまでも冷めたスープを眺めため息
『 猫舌 』 やどかり #うたの日 #tanka http://utanohi.everyday.jp/open.php?no=3125c&id=4

短歌レッスンの成果がでたのでしょうか?今日の「うたの日」が問われますね。

読書、北村太郎『悪の花』。30の詩からなる詩集ですが、それほど長詩でもなく読みやすいし、詩人の言葉も素直にひびいてきます。

橋本治『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』第二章まで。第一章『豊饒の海』論、第二章同性愛を書かない作家(『仮面の告白』論)で、第二章は三島由紀夫で読んだことがある作品なので、興味深いです。私は太宰派なんで、はっきり三島由紀夫は敵だと思ってます。『金閣寺』はおもしろかったけど(市川崑の映画も見ていたので)。

『詩活の死活』は対談集です。谷川俊太郎、田原(名字だけ?)、山田兼士。山田兼士の詩をつぶやきで上げました。

穂村弘『ぼくの短歌ノート』。やっぱ穂村弘氏のテキストが私には合っているのかと。時代的にも近いので選歌(批評)もわかりやすい。

雑誌『角川短歌2022.4月号』。短歌雑誌で現代短歌の動向をしるために。ちょっとまだ馴染めない。

もう「うたの日」のお題が出てますね。これをやってから寝るとしますか。

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