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冬桜いつ花咲くや望月の頃

何も撮るものがなくて桜。花が咲いてないとちっとも絵にならないな。春は遠い。

昨日は図書館が最終日だったので、図書館へ。その前に銀行と郵便局に寄って振込と現金を少し下ろしてきた。カードが使えない店もあるので。

図書館に行くまえにネットカフェに寄って、上野正比古『平成歌合 古今和歌集百番』をやった。

前は3割ぐらいしか正解しなかったが、今回は67点だった。一回やって、勉強したつもりなのに、出来ないな。有名歌人はいいのだが、それほど有名ではない人は成績が悪かった。特に秋だな。見分ける方法として古今集は音韻的にリズムがいいような感じがして、途中から掴めたと思ったのだが上野さんもそのへんを十分考慮しているようで、音韻ではわからないんだよな。他に判断する材料は過去の記憶力に頼ることになるのだが、多分同じ歌で間違ってしまうのだった。8割ぐらいはできるだろうと思っていたがもう一度『古今集』の本を借りてやり直す。

他にもう一冊返して泉鏡花『日本橋』を借りた。これは以前映画でみたことあるので、気晴らしぐらいの読書。図書館も最終日は混雑していて、借りたい本も借りられなかった。まあすでに10冊は確保してあるのだが。読む本がないと不安なんだよな。手元に未読の本があってもその時の気分に合わないと読めない体質なのだ。

どうにかこうにか松本清張『昭和史発掘 6』は読み終わったけど最後の方はページをめくるだけだった。今日中に感想を書く。

オクティヴィア・E・バトラー『血をわけた子ども』は黒人女性作家のSF。短編集だがけっこうハードな世界だった。表題作『血を分けた子ども』と『夕方と、朝と、夜と」を読み終わった。各作品のあとに作者の自解があって面白い。かなり手が込んでいる書き方だった。今はこういうのが流行っているのか。

公共施設はだいたい昨日で終わりで今日から休みのところが多い。行く場所がないな。家でゆっくり過ごせばいいのだが、普段からゆっくり過ごしすぎているので、どっか面白いところがあれば行きたいのだが。寒いから余り出歩きたくもないし、動物園やってないかなと思って調べたらやっぱ休みだった。人混みは嫌だけど動物を観て癒やしたいという気持ちなんだろうか。ぬくもりを感じたい。

やっぱ映画かなと思うのだが、それほど観たい映画もなかった。東京まで足を運べばあるんだろうけど、なかなか行く気持ちにはなれないのだった。それなら自宅で観たい映画を観たほうがいいと思ってしまうのだが。そんなことで「日本映画オールタイム・ベスト10」とかやって観たい映画を確認したのだった。

後で外国映画もやろう。こっちはかなり難儀だな。正月観たい外国映画ベスト10ぐらいの気持ちで。そういうことにしよう。

俳句と短歌レッスンもこの後。今日も引きこもりだった。今日の一句。

枯木桜はいつ咲くや春遠し  宿仮

冬桜だな。

冬桜いつ花咲くや望月の頃  宿仮

西行もこんな冬の寒い時期に詠んだのではなかろうか?冬桜という冬に咲く桜があるのか?寒桜でいいのに。


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