見出し画像

立冬も枯れない葉っぱE-mail

横浜(みなとみらい)は都市部だから温かいからまだ紅葉しきってなかった。大体こっちで雪が積もっても横浜では全然積もらないという感じ。ビル街だから排出する熱が多いのだろう。夜もライトアップとかやっているから木も紅葉するのを忘れるのかもしれない。

「リーガルパット」全然使えてない。一行で終わっている。もともとメモを取る習慣なんてないからな。持ち歩くこともしなし。役に立つのは買い物メモぐらいだった。スマホで検索の方が早い気がする。メモの取り方から研究しなければ。

図書館の方が本は読める。眠くならなければだけど。家だとすぐ寝てしまうから。そう言えば昨日は朝から火災報知器が鳴っていたけどなんだったんだろう。どこかの部屋がガス警報器を鳴らしてしまったのか?火災報知器もすぐ鳴るからうちでは外しているけど。慣れで鳴っても驚かなくなっていた。こういう時が危ないんだよな。まあ空襲警報よりいいか?

ガザの映画を観た。感想もあまり浮かばないんだがTVで見る爆発音より映画館で見る爆発音の方が凄かった。現実だともっと凄いのだろう。なんなんだろう。ガザの爆撃があって、日本ではゴジラで盛り上がっていて。ゴジラに責任はないんだけど関心の問題である。あとで映画の感想を書く。

もう一本こっちの方がメインだったのだが、石井裕也監督の『愛のイナズマ』はコメディで面白かった。『月』ではかなり重苦しいテーマだったので平行して喜劇を撮ったのか。いま、旬の俳優オールキャストみたいな映画だったな。朝ドラの趣里ちゃんもドコモショップ(ではないか)のケータイ解約させない係として出ていた。これもあとで感想を書く。


そっか。noteの日記がメモ帳代わりになっていたんだ。先に進もう。

読書の話の続き。ポーを読んだ。三冊ほど別の翻訳者で読んでいたのだが、どれも読みにくさは変わらなかったな。ただ出版社によってそれぞれ特徴があるのか。中公文庫の丸谷才一『ポー名作集』は、ほんと名作というか代表作ばかり集めた感じではあるな。

光文社の古典新訳は、詩も掲載されているのが良かった。新訳だからと言って読みやすいということはなかった。

詩で『大鴉』と『アナベル・リー』が載っているので良かった。『アナベル・リー』は『ライジーア』と並んでいるので『ライジーア』の解釈としても重要だった。『アッシャー家の崩壊』よりも『ライジーア』の方がここの訳者は高く評価していて、私も今回始めて読んだがこれが小説では一番面白かったかもと思うのだ。もともと分析的描写が苦手なのでポーは小説よりも詩の方が好きなのだが。これも後で感想を書く。全部読む必要もないし、もう一冊古典新訳はあるのだった。読み放題も上限があるのだった。

プラトーノフ『チェヴェングール』も一章まで読んだ。目標の100p.超え。やっと主人公が出てきて、ラストが列車事故が凄いというか?列車はロシア文学でも近代文学でもキーポイントとなるテーマだった。そこが分岐点みたいな。ロシア文学だとトルストイ『アンナ・カレーニナ』でヒロインが鉄道自殺するラストとか。プラトーノフは機械全能主義の主人公が列車事故に合うのだった。

久しぶりに読書も進んで映画も二本観て充実した日だったが空っぽなんだろうな。私そのものは。だから何かで埋めていかねば生きていけない。アルコールや薬じゃないのが幸いだけど、これも依存症気味だった。

今日の一句。

立冬も枯れない葉っぱGmail

ネット世界の言葉はどこまでも廻り続けると思ったらグーグルはニ年間使ってないアカウントを削除するとか。いきなり消滅してしまうんだな。

そう言えばnoteでも置き去りにされたもう多分主もいない書き込みがあったりする。けっこうそういうのにスキを付けていたりするのだけど、線香みたいなものなのかな。もう主は消えているわけだし。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?