短歌レッスン45
薔薇を貰えないんで薔薇を撮ってきたから。昨日の短歌の反省としは、1字空きを使わなかった。それはひらがなで読みを停滞させることで、意味を汲み取ってもらうというプロのテクニックなんだけど、「うたの日」ではそれは通用しなかった。もっとも「月曜日はこばれ」は「月曜日は、こぼれ」と読まれて「月曜日、はこばれ」とはならないことに気が付きました。定形で詠めば五七五七七なんだけど。そしてお題もきっちり組み込めるべきなのだ。とにかく初心者らしく謙虚な気持ちで詠むことが大切だった。いつも感情的になってそれを忘れてしまうのだ。そういうお題にひっぱられるんだよな。「会社員」というお題自体が「会社員」を想定しているとか。
釈迢空短歌
また一行書きに戻ったときの短歌です。繰り返しは記号なのだけど縦書きの使い方がわからないんで、ひらがなをそのまま繰り返しています。改行も乱れて、これは形式を重んじる釈迢空先生には失礼だったな。一行書きに戻ってこの短歌です。
「やみけにらしも」の意味は正確にはわからないですけど、「やみにけらしも」なんです。
模範短歌10首
『てんとろり』は遺稿集で初期の短歌だと思っていたら違ってました。第一歌集『ひとさらい』の短歌に較べハチャメチャさが消えてしまったのは、これからの短歌創作に苦悩している部分が見えていると思いました。明らかにそれまでの歌人をイメージした歌、「やわはだを」とか太陽とかに立ち向かっていくような感じを受けます。「くつみがき」という総代は、その下っ端という感じだけれでも先人たちの靴を磨きながらも鍛錬していくみたいな心なのですかね。
「新版 20週俳句入門」
五七五の定形を守ろれというのに、定形ではない俳句をだして来ます。秋櫻子(藤田湘子の師匠)は定形を守れといいながら上中下すべて字余りの句を作っている。それは原爆の悲惨さを伝えるものだと。また虚子や有名歌人の字足らずもあげて、それぞれ意味があるのだと。だったらどうして初心者の字余り字足らずに意味を見出してくれないかということです
それは先の先人たちは五七五で作ろうと思えば作れたからという理由なのだ。そういうことなんですよね。彼等は出来るのにあえてしなかった。君たちは出来ないのに出来ないままで済ましていると。
ただ自由律までもダメ出ししてますね。自由律なりの、それなりの考えがあると思うのだが切り捨ててしまう。定形思考ですよね。短歌の場合、より五七五七七に納めるのが難しくなって、先人たちもずいぶん乱れているんだけれどもそれは許されているのです。
ただ初心者がそれをやるとうるさいのはなんでなのか?わたしたちは定形に出来るのにあえてしないのだということなんですね。だから、初心者はあくまでも出来ないことを苦労してしなければならない。それがヒエラルキーというやつです。
「うたの日」お題。
八時半過ぎているのに出ていない。これはいかんですね。だいたい「うたの日」の題詠に頼りすぎているところがあるんですね。今日の最初の一首は、自由詠で詠みましょう。
今日は鎌倉に行く予定だからじ10時には家を出たい。横浜線が事故で小田急から江ノ島に行ったので、結局鎌倉はいかずじまい。江ノ島一周したら疲れてしまった。江ノ島海岸で読書しながら月蝕を見ようと思ったが夕方になると寒くて、結局温泉入ってかえってきた。月蝕は地元でも見れれたのだが。
そしてお題の「水平線」で月蝕を詠んだ。出かけていたのでこの一首だけ。
「うたの日」結果
結果は♪3つ。これだけ頑張っても❤が貰えないなんて、どんだけのレベルなんだよ。
トップは。
わたしも❤入れたけど。ファンタジー系が強いのかな。自分の短歌は今日はかなり自信があったのに。前半は明るい浜辺で後半は一気に月蝕で昏くなる。その対比もあるけど海の水平線と太陽と語り手と月が水平になるという二段構えなんだけどなあ。そこまではなかなか読んでくれない。
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