短歌レッスン87
蟹喰いてえ。本当は面倒なんでそれほど好きではないのだが暮れになると三浦三崎の市場に買い出しに行ったことを想い出した。蟹の爪(タラバガニ)を買ってきて食べたけど最近ではスーパーでも売っている。高いけど。やどかりだから蟹は食べてはいけない。
この短歌はけっこう好きかもしれない。昨日ちょっと似たような短歌を作りました。
便所コオロギが蛼(いとど)。本来暗闇に潜む虫なのに「あまつひかり」を浴びてしまった。それで追い詰めたという意味です。
ちょっと手直し。
模範十首
福島泰樹『中也断唱』はブルース短歌だと思うのだが。その例題の歌。
「あわれ」の三連符使い。上五は字余りだけど感じさせない。三連符は上七に続くから一気に読ませる。三文字の三連符は使えそうだ。その後はの「しんみり」は四音だけど。上五の字余りがここで解消されたのか?「白雨」が吐く息のように感じる。
次も三連符短歌。それほどいい歌でもないが。
4文字の上五。四四七の破調。同じ音数を重ねる効果があるのか?
やっぱ三連符はいい。これは「いつも」が風のように吹きすさぶ。そして、上句は「風」の序詞だった。「つっ立っていた」の促音便もいい感じ。
「さなり」の改作。「赤西牡蠣太」は志賀直哉原作の映画か?さ行の音韻からか行の音韻に。
最初は中原中也や中也の詩を歌っていたが、その後に時代の挽歌としてのうたに変容していく。センチメンタリズムか?
「レインコート」のうたは岸上大作。雨のうたが多いのは挽歌ゆえか?
上句は「あじさい」の序詞的表現。「みちこぐさ」は樺美智子か?
「あじさい」の群れて咲く様子があの日の群衆の挽歌となっているような。
ヨーロッパの方が詩のリーディングというのはよくあるような。そこで「第6回ブルガリア国際作家会議コンクール詩人賞受賞」
「北満虎林」は満州の要塞があった場所だと思われる。すでに11首だった。
実際に福島泰樹の絶叫短歌を聴いてみると会場じゃないとよくわからない部分があった。ライブ会場では歌詩は配られるのかな?海外公演の方は字幕が入るだろうからそっちの方が理解し易いような。そうか字幕をいれてくれればいいんだけど。
同じような朗読で寺山修司の短歌朗読の方が理解しやすい。絶叫する必要はないじゃないか?
「うたの日」お題
「ルビ」「秒」「うぬぼれ」「歴」「きちがい」「意味」「味方」「箪笥」「好きな食べ物」。
「ルビ」はネットで使うのが慣れて無くて不得手だった。短歌の手法としては、漢字熟語を大和言葉で読ませるテクニックがあるのだ。例えば「緑化計画」を「みどり」と読ませればその分文字数が増えて繊細な描写が出来る。
失敗!「|」これを前に入れるのだった。
また失敗した。漢字の前に置くのか?
出来てた。これは使いたくなるな。表現が広がる。
これが言いたかった。「うたの日」では出来ない!出来たらこれを投稿するのだが。
これでいいか?多分❤はないだろうな?直前で辞めた。
いまいちだな。
もう一息だな。
この線だな。何気なく、
もう一つだな。
これを投稿。字余りだった。痛恨のミス!いじり過ぎると文字数がわからなくなる。
まあ、それほど出来は良くないから諦めもつく。
結果
♪一つ。痛恨のミスだったから仕方がない。それよりやはり五七五七七の意味が良くわかってないんだな。リズム音痴かもしれない。
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