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シン・俳句レッスン

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俳句研究、自由律作成
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#芭蕉

シン・俳句レッスン128

夏椿 白い花が好きなんだろうか。いや色の付いた花なんだろうけどその中にある白い花が好き…

やどかり
3日前
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シン・俳句レッスン127

ネジバナ 俳句の季語にもなっているからけっこう詠まれていた。特別に注目されたのは朝ドラ…

やどかり
8日前
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シン・俳句レッスン126

梔子の花 くちなしは思い出深いのは、昔貧乏アパートに住んでいたときに知り合った女性がく…

やどかり
2週間前
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シン・俳句レッスン125

紫陽花 これから目次も入れられるようになったので、これはかなりの進歩だった。俳句の方で…

やどかり
3週間前
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シン・俳句レッスン124

紫陽花 毎日日記で俳句は作っているので三句はあった。 二句目は「あじさい」と「七変化」は…

やどかり
3週間前
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シン・俳句レッスン123

蓮の花 「蓮の花」の俳句は多そうだ。日本人の生活に密着しているというか仏教では外せない花…

やどかり
1か月前
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シン・俳句レッスン122

ドクダミ 「どくだみ」、俳句では否定的なことばを嫌うので「十薬」とか使われるようだ。同じ日本を代表するハーブなのに蓬は文学になり(『源氏物語』「蓬生」が有名)、歌にも読まれたりするのだが、十薬は少ないようだ(歌はあった)。どくだみ茶はほとんどハーブティというより薬湯としてのイメージだ。また「蓬餅」は厄を払うものとされているのに、どくだみはそういう効用はないのだろう。花は可憐で綺麗なだけに名前がネックとなっているのかもしれない。 三鬼の誕生日は5月15日だったので、その時期

シン・俳句レッスン120

麦 麦秋は秋とあるけど夏の季語。「むぎあき」と読むか「ばくしゅう」と読むか?和語を尊ぶ短…

やどかり
1か月前
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シン・俳句レッスン119

あやめ あやめと菖蒲と杜若(かきつばた)の区別がつかない。たぶん湿地帯に咲いているのが菖蒲…

やどかり
1か月前
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シン・俳句レッスン115

桜 こりずに桜。昨日読んだ池田澄子の桜は良かった。一句だけじゃないのだ。連句の力か? 最…

やどかり
2か月前
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シン・俳句レッスン114

桜 今日も桜だった。今日の一句は、桜を題材にしながらいままでにない新展開を見せたのではな…

やどかり
2か月前
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シン・俳句レッスン54

路上の落ち葉もいい感じに色づいていた。枯葉が聴きたくなる季節。ビル・エヴァンスが有名だけ…

やどかり
7か月前
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シン・俳句レッスン53

いろいろ木の実がなっていた秋だった。電車の中でカップルが椎の実が不作なので熊が里に降りて…

やどかり
7か月前
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シン・俳句レッスン52

どんぐりだと子供っぽいから椎の実か?椎の実は落ちる音なんだな。 凡人クラスだな。落ちるからもう一つ枝を張らねばなるまい。「落下する」にしよう。 ロマンチックすぎるな。 鶯と蛙 テキスト、上野洋三『芭蕉の表現』から。当時「点取俳句」が流行し、それを諫めるために芭蕉は弟子たちに時流に乗った俳句ではなく、「不易流行」を説いた。それは古典の雅の世界を研究し、江戸の町人文化である俗である「軽み」を俳諧で表現する方法を探っていた。その鍛錬としての俳句だった。 鶯は梅と付き、初春