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映画

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2022年3月の記事一覧

伊勢物語「芥川」の韓国映画?

『声もなく』(韓国/2020)監督ホン・ウィジョン 出演ユ・アイン/ユ・ジェミョン/ムン・スン…

やどかり
2年前
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アカデミー賞雑感

アカデミー賞のプレゼンターのお笑いは内輪ネタで持っていくところがあって、それが最初は面白…

やどかり
2年前
5

『ナイトメア・アリー』は『シェイプ・オブ・ウォーター』以上だった。

『ナイトメア・アリー』(アメリカ/2021)監督ギレルモ・デル・トロ 出演ブラッドリー・クー…

やどかり
2年前
3

救出劇も政府の特殊部隊は足かせになるという教訓

『THE RESCUE 奇跡を起こした者たち』(アメリカ/2021)監督エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリ…

やどかり
2年前
3

震災後の神戸のはんなり映画かな

『三度目の、正直』(日本/2021)監督野原位 出演川村りら/小林勝行/出村弘美/川村知/田辺泰…

やどかり
2年前
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自主制作映画(ATG)も総括が必要なのかも

『ヌーベルバーグ以後―自由をめざす映画 』佐藤忠男(1971年/中公新書) 六〇年代を通じて、…

やどかり
2年前
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『牛久』へようこそ

『牛久』(日本/2021)監督トーマス・アッシュ 解説/あらすじ 在留資格のない人、更新が認められず国外退去を命じられた外国人を“不法滞在者”として強制的に収容している施設が全国に17か所ある。その一つが茨城県牛久市にある“東日本入国管理センター”、いわゆる牛久。この施設内には、紛争などにより出身国に帰れず、難民申請をしている人も多くいる。本作は、厳しい規制を切り抜け、当事者達の了解を得て、撮影されたもの。 “隠し撮り”という手法で、面会室で訴える彼らの証言を、記録し続けた

日本もあっち側か?

『チェチェンへようこそ -ゲイの粛清-』(アメリカ/2020)監督デイヴィッド・フランス 解説/…

やどかり
2年前
3

アカデミー賞取らなくても観るべき映画

『ベルファスト』(イギリス/2021)監督ケネス・ブラナー 出演カトリーナ・バルフ/ジュディ・…

やどかり
2年前
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これ以上の豪華絢爛な日本映画はない

『細雪』(日本/1983) 監督市川崑 出演岸惠子/佐久間良子/吉永小百合/古手川祐子/伊丹十三/…

やどかり
2年前
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奇跡の映画カール・テオドア・ドライヤー『怒りの日』

『怒りの日』(デンマーク/1943)監督カール・テオドア・ドライヤー 出演リスベト・モーヴィ…

やどかり
2年前
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タイトルが良くない

『ザ・ユナイテッド・ステイツ VS ビリー・ホリデイ』(アメリカ/2021)監督リー・ダニエルズ…

やどかり
2年前
4

これは見るべき映画だ

『無聲 The Silent Forest』(2020/台湾)監督コー・チェンニエン 主演リウ・ツーチュアン/チ…

やどかり
2年前
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バカップルのロマンポルノでもないヒロインの魅力

『MORE モア』( 西ドイツ/ フランス/1969)監督バーベット・シュローダー 出演ミムジー・ファーマー/クラウス・グリュンバーグ/ハインツ・エンゲルマン/ミシェル・シャンデルリ 以前取り上げたピンク・フロイドのオリジナル・サウンドトラックの映画『MORE モア』を観てきました。 だいたい予想通りの映画だったのですが、思ったよりミムジー・ファーマーが可愛すぎた。当時のファンションもあるのかな。ミニ・スカートのショートカットでツイッギーを思わせる。それで脱ぎっぷりがいい