角田光代(2023)『明日も一日きみを見てる』KADOKAWA

著者の愛猫、トトについて書かれたエッセイ。
引っ越しをしてから急にねこらしくなったトトにおどろく。トトが出てくるエッセイはずっと読んでいたが、もうかなり年齢を重ねていることにも気がつき、胸がきゅっとなった。

エッセイを読み、トトへの愛を感じてしまうから、ずっとずっと長生きしてほしい、とおもう。文章のなかだけで生きていて、とおもってしまう。

やはりわたしは、いきものと生活をともにすることはできない、と切なくなった。

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