子宮内膜症① 症状の記録

11月の半ばに腹腔鏡手術をして
子宮内膜症ステージ4の確定診断を受けました。

どこへ行っても問題なし、ただの生理痛、ピル飲むか我慢。と言われて対処できず
最後に診てもらった先生(6箇所9人目!)でようやく治療が進みました。
こんなパターンもあるのね〜ということで。

①症状の記録
②手術が決まるまでの診察巡り記録
③手術とその後の記録

3回に分けて書いていきます。
自分のための記録なので長いです。


ピル生活6年

元々生理は重かった記憶。
社会人になってから、生理日に貧血になったり
終日の会議に体がもたなくなり、ピル服用開始。
時々貧血で、通勤中に倒れたりしながらも
結婚するまで6年近くマーベロンで乗り切りました。

その後ピルを辞めてから1年
体は辛かったけど、コロナ禍でリモート、フレックスが使いやすくなり
なんとか仕事を調整しながら過ごしていました。

22年5月 検査異常なし

不妊専門クリニックで検査を開始して
・がっつり双角子宮
・卵管造影、片側通らなかったけど双角子宮でチューブが届かなかったせいかも。大丈夫!
ということで一応、生理痛に絡む大きな病気はないという診断。

専門クリニック以前に、検診とか別件で3箇所婦人科に行ったけど、そこでも問題なしでした。


22年8月 突然の悪化、救急車


ここから急に症状が悪化します。
生理予定日の明け方4時頃
子宮と、胃?腸?あたりがピキーン!と攣ったみたいに痛くて起きる。
内臓をぎゅっと捻り潰されるような激痛が走って
声出さないと耐えられないくらい。
泣きながらひたすら呻いて耐える。
手足が痺れて冷や汗止まらなくて、目がチカチカ。やばい!となり床を這ってリビングに行き鎮痛剤流し込む。
痛みで絶叫しながら気を失う寸前の頃、夫が救急車を呼んでくれて乗ったけど
搬送先が決まらず40分くらい家の前で停車していたらしい。全然記憶ない。

その後少し離れた病院に向かう途中で、鎮痛剤が効いてきたのか痛みが落ち着いてきました。
本当に死ぬかと思うほど痛かったけど
痛みが引き始めたら、救急隊の方に申し訳なくて申し訳なくて、、。

謝りまくりながら婦人科の先生の診察。
子宮も卵巣もとっても綺麗。ただの生理ですね。
と言われて拍子抜け。
え、あんなに痛かったのにただの生理痛、、?
申し訳なさと痛みでとぼとぼ帰った朝8時。
ただの、って言われたのも辛かったです。

お盆明け最初の出勤日だったけど、とても体を起こせる状況じゃなく、そのまま休んで1日寝てめそめそ過ごしました。
食事はウィダーと桃。普段絶対果物なんて剥かない夫が色々調べながら剥いてくれた桃、美味しかった( ;  ; )
 その夜出血が始まり、徐々に痛みが引きました。

この直後、いつものクリニックで2人の先生に診てもらったけど
生理痛でしょう。早く妊娠しましょうね。
と、特に対処法は出ませんでした。

(後から分かったけど、内膜症で子宮と腸が癒着してた。だから痛かったんだなあ。)


22年9月 努力も虚しく、、


生理予定日は推しのコンサート。
無事に朝出血確認して、激痛もない!行ける!!
絶対倒れられないから、1ヶ月温活とストレッチ毎日頑張った。
、、その努力も虚しく、翌日にまたもや前回のような激痛で途方に暮れる。
たまたま実家にいたので一晩寝て様子見たけど
翌朝も階段を降りる振動が痛くて泣くレベル。

子供産んだら生理痛軽くなるよ!って母に言われ
妊娠したいからピルも飲めず痛みに耐えてるの。
不妊治療の病院も通ってるんだよ!
ってこの時初めて治療のことを話してまた泣きました。

両親とは仲良しで大好きだけど、孫見たいな〜と頻繁に言われるのがつらくて悩んでいたので
カミングアウト出来て良かったし
この日以降孫ワードはでなくなった(笑)
今はそっと見守ってくれていてありがたいです。

この生理の後、流石におかしいと思い
また先生を変えて相談したところ、子宮内膜症というワードが初めて診察で出ました。
すぐMRI検査、手術準備、平行してAIHすることに。
合う先生探すの大事。この辺りはまた別で書きます。

22年10月 再び救急車、入院



初めてのAIHで陰性になり、迎えた生理予定日。
朝から薬を飲んでいたけど、仕事帰りのバス内で急に激痛開始。
過去2回と違って右下腹部だけ潰されるような痛みで違和感を感じました。
子宮と胃腸は全然大丈夫。

鎮痛剤をまた飲んで寝てみるけど
どんどん痛みが増して汗と痺れが止まらない。
前回のことがあったから救急車は呼びたくなくて
薬飲んでから2時間くらい1人で呻いて我慢したけど全然だめ。
せめて自分でタクシーで行こうと夜間救急の問い合わせ窓口に電話したけど、その頃には立ち上がれなくて玄関も出られず
結局夫が外出先から救急車を呼んでくれました。

今回は病院に着くまで全然痛みが取れず薬も効かず、
病院で点滴の痛み止めを入れてもらいようやく落ち着きました。
今までと痛む場所が違ったから、何か新しい病気かと思ったけど、結局診察では何も分からなかった。

子宮もきれい、異常なし。生理痛ですね。
と女医さんに呆れ顔で言われてまた落ち込みました。

点滴が切れると激痛なので、念のためということでこの日から2泊3日の入院になりました。
不妊治療中ということはしつこいくらい先生に伝えたのに
ピル飲むか妊娠してください。と回診の度に冷たく言われて
悔しくて悔しくて泣きそうな気持ちを抑えるのに必死でした。
近所の病院で、妊娠したらお世話になるかもと思っていたけどもう二度と、絶対行かない(笑)


辛かったこと


回を重ねるごとに明らかに酷くなる痛みと、
色々な病院に行っても対処法が分からないこと。
次の生理がまた激痛だったらどうしよう。
仕事のスケジュールどうしよう。
生理が来るのが怖すぎて、いっそのことピルを飲んでしまおうか、とか。
妊活どころじゃなくて、先が見えなくてかなり落ち込んで過ごしました。

実際、出張と研修をキャンセルしたり
キャリアアップ機会の推薦を断ったり
急なお休みでたくさん謝ったり。
たった数ヶ月で仕事の調整はかなり発生しました。

痛みと不安の中、分からないことだらけだから
自分で調べて飲み込むしかなくて。
手術しても再発の可能性も高いし。
何より、ただの生理痛って思われるところの悲しさ。

生理近辺は怖くて予定も入れられず、1人で遠出もできなくなって
これからも上手く付き合わないといけないのかと思うと辛かったです。

直近が3回連続でこの重さだったから
この先どうやって生きていけばいいの?
って本当に毎日悩んでいました。

今はメンタル低迷期を抜けて、手術も終わり
かなり前向きに過ごせています。





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