呼吸は、呼を吸よりなが~くすると良いんじゃよ
「呼吸」といえば、
酸素を取り込み、二酸化炭素を吐き出す・・・
と、
酸素ばかりを重要に思いがちですが!
実は
ものすんごく重要な役目が二酸化炭素にもあるのです。
呼吸によって取り込まれた酸素は、
赤血球のヘモグロビンにくっついて全身に運ばれます。
このヘモグロビン、
2価鉄を含む色素「ヘム」と、たんぱく質「グロビン」からなりますが、
そのヘム中にある鉄は、
酸素が多いところでは酸素と結びつき
酸素が少なく二酸化炭素が多いところでは酸素を解き放ちます。
血液中に二酸化炭素が多いと、
より酸素を活用できる仕組みなのだそうです。
おまけに、
血中の二酸化炭素濃度が高くなると、
精神の安定をもたらす脳内物質セロトニンの分泌が増え、
気分も落ち着きやすくなるそうです。
じゃあ、
呼吸を止めればたっぷり二酸化炭素が血中に・・・!
って、
んなことすれば
酸素欠乏+二酸化炭素過多で窒息します。
そんなわけで、
理想的な呼吸法は――
短く吸い、
ゆ~っくり長く吐く。
(吐いたあとちょっと止めると、より効果的)
と、なります。
もし、最小の呼吸回数で最大の酸素供給を実現したいならば、
鼻から吸って
軽く開けた歯の隙間から吐く
が最強です。
コレ本当に、
鼻から吐くより、ずっと長く吐き出せます。
(びっくりしますぜ)
吸う時は鼻から鋭く短く!
吐く時は口から(軽く開けた歯の隙間から)静かに長く・・・
と意識して呼吸していくと、
集中力が高まり、落ち着きが深まり、頭が覚醒してきます。
お試しあれ!
すぺしゃるさんくす!
本文+構成アドバイス:相方
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