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著作50冊達成&『稲荷書店きつね堂 神田の面影巡り』発売!

表題作が9月15日に発売して、著作50冊となった。
2014年8月23日デビューから、6年で50冊である。
(端数が1ヵ月以内だし、そもそも、漫画原作とアンソロジーを合わせると1冊くらいにカウントされるだろうし、6年で50冊でいいやという内訳になっている。当たり前だが、文庫化や単行本化はカウントされていない)
1年目はデビューシリーズ2冊だけで、2作目である『幻想古書店で珈琲を』は2015年9月スタートなので、3年目ごろから異様なスピードで出版していることになる。
書店勤務をしている時に3ヵ月連続刊行(オール書き下ろし)もあり、某社の編集長さんには「蒼月さん死んじゃいますよ~(><;」と言われたのをよく覚えている。今は3ヵ月どころではないので、既に死んでいるのかもしれない(今回は7カ月連続刊行+連載だし)。

ここまで本を出すことが出来たのは、応援して下さった読者さまや書店さま、そして、関わって下さった方々のお陰です。
本当に、良いご縁に恵まれました。

とはいえ、蒼月海里は順風満帆……というわけでもなく、実は、思わぬ災難によりあわや再起不能になりかけたり、腕を壊して書店員を辞めざるを得なくなったりと色々あったが、多くの方々に支えられて、無事に今日まで小説家を続けることが出来た。
因みに、51冊目は11月発売予定となっている(早)。

『稲荷書店きつね堂』シリーズは、そんな作家生活の大半を支えてくれた書店員時代の経験をもとに書いている。
書店の世知辛い事情や、独特の面白さなんかを、ファンタジーを交えて描いているので、肩の力を抜きつつお読み頂ければと思う。

こちらが最新刊。
以下が既刊になる。
ようやく涼しくなったので、秋の読書にいかがだろうか。

また、2,3巻の小噺でやたらとインパクトが強い人物が登場するが、彼らは『幻想古書店で珈琲を』シリーズのキャラクターだ。

こちらは本編7巻+番外編で、今月から電子書籍も配信開始となっている。
コロナ禍で本屋さんに行くのはちょっと……という方でもお手に取れるのでご安心を。
書店勤務をしている時期に書いた作品で、一人でも多くの方が本屋さんに来て欲しいという想いで紡いだ物語だ。
海外古典も交えたお話になっており、読書初心者さんの読書の手引きになればと思う。

著作50冊を達成して、見えてきたものもあるし、やりたいことも出来た。
何度つまづいても積み上げることは出来る。
そして、日々の地道な積み重ねが大事だ。
この6年間で技術も向上し、書けるものも増えた。
表現したい世界はまだまだあるので、それらを読者さまに届けられるように邁進しようと思う。

蒼月はこれからも物語を紡ぎ続けるので、引き続き、ご愛顧頂けますと幸いです。

よろしければご支援頂けますと幸いです! 資料代などの活動費用とさせて頂きます!