
2024年 1週目の暮らしと1年のキーワード
1月1日
新年の始まりは、お雑煮と紅白なますで温かく迎えた元旦。
でも、夕方に届いた大地震のニュースに「なんで元旦から」と言う思いが。
自然災害とはいえ、何もかもが予測不能であることを改めて感じさせられた。

1月2日
定番の駅伝を楽しみながら、洗濯機が初仕事。
年の初めは、家事ごとは控えた方がいいと言うけれど、そんなに多くの物を持たない暮らし方なので、そうはいかない。
昼には温かい蕎麦をいただきながら、作り置きの鶏ハムが役に立つ。
ここ何年もお正月に作る定番の鶏ハム。
味付けは塩とほんの少しの砂糖。
調理は、大きめの鍋にたっぷりのお湯を沸かして、ラップで包みジップロックを二重にした鶏肉を保温すること4、5時間。
胸肉もパサつくことなく、しっとりと仕上がって美味。
ほったらかし料理、万歳の一つ。
しかし、この日もまた大きなニュースが飛び込んで来て・・・。
なんだか、正月から涙が滲みすぎる。
新しい年がどうなるのかと、やるせなくなる。
1月3日
お昼は、お正月料理を一休み。
無印良品の復刻版のバターチキンカレーをいただく。
レトルトカレーで日常へのアプローチ。
駅伝も楽しみ、正月用の紅白なますも、ちょうど良い量で食べ切れた。
大根350gと人参50gで大体3日間。

1月4日
公共交通機関を利用する人が少ないなぁ、と思いながら出かける。
仕事関連の挨拶が続き、年始の大きな出来事を思うと変わらず会えるって、すごいことだなって思ったり。
年始3日間は完全お篭り体制だったので、年賀状も確認してやっと書くことができた。
流石にこの日になるとコンビニに売っている年賀状もバリエーションは少ないけれど、仕方ない。
LINEで年始の挨拶をする人もいるし。
まぁ、出すことに意味があるって感じ。
1月5日
前日に書いた年賀状を投函。
早速ミーティングも一つこなす。
新年の大きな出来事に関連する課題が浮かび上がり、日常が徐々に動き出す。
1月6日
近くのお宮へ初詣。
弾み駆け回るリスに出会い、古いお札を処分。
新しく家内安全のお札と干支の土鈴を手に入れる。
縁起物付きのおみくじは「かえる(蛙)」が入っていた。
これには妙に納得。
見た瞬間「でしょうね」と思う。
私はすぐに「かえる」が「還る」に変換された。
さらに自分に「還る」。
もっともっと削ぎ落とされる一年になるような気がしていたから。
「変える」「買える」「帰る」「替える」「還る」「返る」「飼える」「代える」「孵る」「改える」「替える」「買える」「変える」「歸る」「皈る」。
漢字に変換したらこれだけ出てくる。
きっとこれからの一年のキーワードになるんだろうな。
お参りの後は比較的穏やかな気温に恵まれたので、小一時間散歩しつつモーニングが楽しめるカフェへ。
その後、ゆっくりと無印良品で買い物を楽しむ。
「備蓄おやつ チョコようかん」が目に留まったので災害の長期保存用品として買ってみた。
製造元は井村屋。
安心していただけそう。
長期欠品していたホワイトニング歯磨き粉(携帯用)も買えて、ちょっとラッキー。

1月7日
朝からおでんを仕込む。
正月に用意した煮物の良さに改めて感動。
温め直してすぐに食べられるんだもの。
おまけに日に日に味が染み込んでいく変化も楽しめて一石二鳥系。
おでんの具は正月に余ったかまぼこ、大根、人参、玉ねぎ、厚揚げ、茹で卵を加える。
野菜や水分がたっぷり摂れるのもおでんの良さ。
昼は塩おにぎりも添え、夜には冷凍庫に残っていたはんぺんを加える。
おでんって奴は懐が深い。
少しずつ日常を取り戻しつつ、改めて災害への備えを考えたり整えた、そんな2024年の1週目の暮らし。
1/53が終わる。
うん、一年ってあっという間だね。