これは興味深い。ロシア国営石油ロスネフチが保有運営するベルリン所在製油所をドイツが管理下に置く

シュベート製油所はドイツ第4位の製油所であり、ベルリンの燃料の90%を供給する。1960年代に建設されて以来、全ての原油をドルジバ・パイプライン経由でロシアから調達してきた。ドイツ経済省の発表によると、管理下に置く措置には、同製油所が代替ルートを通じて原油を調達できるようにするためのパッケージが含まれているという。

旧東ドイツだからなあ。ロシアーベルリンのホットラインやね。

これと同じようなのを中国も何個かやってるので、台湾海峡事態においての先例となろう。割と面白い話ではあるが、はてさて。

しかし、製油所の油種は普通これ!って指定してそれに合わせた精製装置をつけて高度化しとるのに。
パイプラインで買ってるやつの代替探すのきついだろうに。ウラル代替なら中質だろうが、中東は払底してる。イランが戻れば性状は合うかもしれんが。

ドイツのエネルギー逼迫は進みそうだ。大変めでたい。日本以上にガンガンエネルギーインフレを起こして産業競争力を弱めてくれ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?