就職先を良くするため高等教育を受けるのであれば、その費用は投資だ。リターンを考えろ!そして親の因果が子に報う

小野さんの通っていた高校は、進学校として知られる地元の公立高校だった。ゆえに、それまでは「周りと同じように、普通に地元の国公立大学を目指して、勉強して入学して、その後も地元で就職……という人生を考えていました」とのことだが、理学療法士が国家資格が必要な仕事だと知ったことで、堅実な性格の小野さんの気持ちは傾いていった。

国家資格もピンからキリまであるのに。

 「両親から『資格があったほうが、何かとつぶしがきく』と勧められたことや、『3年制の医療短大のほうが、4年制の国公立に行くよりもお金がかからず、早く就職できる』という気持ちが自分の中で強くなって、地元の医療短大への進学を決意しました。

たった1年しか変わらんのに。
しかも、学費は国公立大より高くなってる。親の考えが浅すぎるし、子供の判断力が足りなかった。

話を戻そう。実家から通える距離とはいえ、入学金と授業料は必要だ。その結果、小野さんは奨学金を借りることとなった。3年間で借りた総額は約480万円。毎月13万円ほど振り込まれたが、それらはほぼ全額学費に充てられたという。

480万。3年だから160万か。

国公立大でも理学療法士なる学科あるのに…。
国公立大なら63万*4に入学金数十万。280万くらいで済むんじゃねえかな。

ここで、200万の無駄遣い。

『実家から通える距離にある学校』というのが一番大事な条件だったんです。一人暮らしするとそれだけお金がかかっちゃうので、ほかに選択肢はありませんでした」

それはそう確かにそうだけど。

そう語るのは小野修平さん(25歳・仮名)。中国地方の某県にて、理学療法士として働く男性で、お年寄りに好かれそうな、とても優しそうな雰囲気の持ち主だ。

国公立大で寮あるところを探したほうが良かったのでは。

これなんか3万円で飯付きなわけだし。

とはいえ働いてるからえらいよね。  

だが理学療法士の給与は安い。

理学療法士の平均年収は、平均年齢33.9歳で約418.9万円です(残業代やボーナス含む)。男女別だと男性が438.8万円、女性が356.1万円となっています(作業療法士、言語聴覚士,視能訓練士含む)。

※参考:厚生労働省『令和2年 賃金構造基本統計調査(職種)第1表 職種(小分類)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)』(e-Stat)
※平均年収の計算方法:「きまって支給する現金給与額」×12ヶ月+「年間賞与 その他特別給与額」

この金額は、給与所得者全体の平均年収436.4万円(平均年齢46.7歳)よりやや低め。これは理学療法者は平均年齢が若く、勤続年数が浅いことが原因でしょう。

高い金をかけて進学したメリットがない。競合が多い資格商売で、医師が全部持っていく医療系はしんどいだろう。

親が本当にだめだ。

 「僕が高校生だった頃、父はマッサージ師をしていました。練習のために僕の身体を揉んでいたのですが、的確に自分の身体の凝っているところや、気持ちいいところを指で当てられたんですよ。今思えばそこまででもなかった気もするけど、当時は『うまいな』って思ってて。そんななか、父から『理学療法士という仕事がある』と聞いて自然と憧れるようになったんです」

親が知ってる範囲の資格職を話したんだろうなあ

親の因果が子に報い

「奨学金と関係のない話にはなりますが、僕は両親が結婚する前に生まれた子どもなんです。その後も、仕事がうまくいっていないのに弟と妹は生まれている……なんというか、そういう計画性のなさが本当に嫌なんです。現に今も、清掃の会社をやっているんですけど、興してから2~3年経っているのに全然収入がないらしいんですよね。

無計画な親から鷹が生まれたのに。

あと、僕の祖父母が僕に学資保険を掛けていたらしいのですが、その存在を僕はつい最近まで知らなかったんですよ。で、どうやらその100万円近くのお金は、父が無職の時期にすべて下ろして生活費に使っていたらしい。

 僕が幼い頃から、祖父母は毎月3000円をコツコツ貯めてくれてたそうなんです。それを、生活のためとはいえ勝手に使われたこと、それを僕に言っていないことに腹が立つ。僕だけならまだしも、祖父母にまで迷惑かけていて、行き当たりばったりというか、周りに依存してというか……。

しょうもない親は捨てるに限るのだなあ。

息子の僕に対しては『大学に進学したいなら、国家資格を取れる医療短大に奨学金を借りていくしかないよね』と薦めてくる。奨学金を借りる以外の道はないということを、両親はわかっていたと思うんですよ。なのに、僕が説明会に自発的に行ったことによって『自分の意志で奨学金を借りた』みたいにされたのが腹立たしくて……すみません、何の話でしたっけ?」

給与も調べず自分にマッサージさせられるくらいのつもりで勧めたんだろうな。この父親。大学学費全部借りさせるつもりなら、リターンを考えるべきだろう。

オチがパール・バックの大地みたいやな

 「僕が生まれる前から、両親は賃貸アパートで暮らしているのですが、そのアパートが今年の6月に老朽化で取り壊されることになったんです。それで、両親と弟、妹は引っ越しを余儀なくされたのですが、今日その引っ越し資金30万円を貸してくれと親に言われて……。

 1年前から張り紙もありましたし、両親もわかっていたはず。引っ越し資金を貯めようと思っても貯まらなかったのか、貯める能力がないのか、僕がどうせ出してくれると思っていたのか……聞くのも怖いので聞きませんでしたが、弟と妹がかわいそうなので出しました。彼女にはまだ話していません」

これはよえんきらんとな。弟妹も可愛くなくなるで。

 年長の親族、父、老人を敬う風習には、弊害がつきまとう。勤勉によって土地を手に入れ、豊かになった王龍に寄生する叔父とその一家は、長男を堕落させる。さらに叔父本人が匪賊の一味であることがわかる。しかし、叔父を訴えるという行為は社会から攻撃されるのでできない。正義よりも忠孝が重視されるからである。

 有害な叔父は老人の支配そのものである。

 かつての大地主は阿片中毒になって没落し、匪賊の叔父一家も阿片漬けになってひなびて死ぬ。王龍が若い頃結婚した妻も死に、三人の息子も育って手に負えなくなる。現在はすぐに目の前を去ってしまう。

豊かになっても寄生されるだけやろね。

感想というか

貧困から抜け出る手法はもうプロ倫と学問のすゝめに書かれてる。

勉強、勤労、節倹、投資。これだけだ。
しかし皆それから目を背ける。

この人は知能に恵まれたが親ガチャは外れた。

親の因果が子に報い狭い了見の親に資格という視点のみで賃金という視点のない進路選択を余儀なくされた。

本当に親の因果が子に報う。

本邦は自由が尊重され、他人の家庭のことには手が出せない。
親の因果が子に報いを封じるには、国家がこれに介入する必要があるだろう。

家庭、個人の自由が尊重されるための犠牲か、ポル・ポト並の介入か。

自分ごととして反面教師にする

我が家とあまり共通点がないが、うちも奨学金はフルで借りさせるつもりではある。
低利すぎるのでマックス借りて全額世界株インデックスに入れさせる予定。
これで14*12*4=672万を年利5%程度のさや抜きさせる権利を与えてやれる。
学費は親が払う。
40年放置させれば元金税金踏まえても3000万にはなるだろう。

子供の進路選択については、やりたいことがないなら大学にいけ。というオチになるだろう。シグナリング効果はまだまだ続くだろうし。
もしゲージュツをやりたいなら、金を稼いでからにしろという気もしなくはない。
村上ファンドライクに200万やるからこの金を運用してゲージュツやる維持費を稼げとでもするか。

ただYou TubeもTwitterもインスタもある時代に私立芸大に行く意味はあるのだろうか?
自分でマネージメントしていく方向のほうがいいような?

自分のことはともかく、子供のことは悩みが尽きない。幸せということだな

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?