本当に大学行くことが貧困脱出につながるのか?貧困記事を見るたびに思う。やるなら軍師より投資

いつものワープア記事

現代の日本は、非正規雇用の拡大により、所得格差が急速に広がっている。そこにあるのは、いったん貧困のワナに陥ると抜け出すことが困難な「貧困強制社会」である。本連載では「ボクらの貧困」、つまり男性の貧困の個別ケースにフォーカスしてリポートしていく。
今回紹介するのは「自由に使えるお金が少なくて困っています」と編集部にメールをくれた、26歳の男性だ。

貧困のワナというが

自営業を営む両親のもとで育った。裕福とはいえなかったが、大学は仕送りをもらいながら通うことができた。一方で就職活動には苦戦した。「コミュニケーション下手で、面接ではいつも緊張してしまって」と振り返るイチロウさん。人手不足とされる介護や小売、飲食業界なら採用されるはずと友人からアドバイスを受け、飲食関係の会社に滑り込むことができたという。

大学に入ったのが貧困の罠では?

400万と家賃仕送り代で最低600万くらいはかかるだろう。バイトしてたかは書いてないが、飲食バイトしてたらこの選択はないと思う。

600万くらいかけて大学でて入れるところが人手不足業界ってもう。
高卒で入れるやんどこも。
大学に入らないといけない業界ではない。給与も低い。

コミュニケーションが下手と自覚していて、明らかにコミュニケーションが必要なb2c。
介護、小売、飲食に行くのも悪い。

というか友人、悪魔かなにかか?

コミュ力ないのに客商売できるか?

 会社では正社員として店舗を任されたものの、客からのクレーム対応に苦労した。ライスの提供が遅れた男性からは、謝っても、謝っても「なんだそのクソ対応は!」「やめちまえ!」と怒鳴られ、デリバリーを頼んだ女性からは電話越しに「まだ届かねーんだよ!」とキレられた。深夜までサービス残業をしても、給与は20万円足らず。一方でお金を使う暇がないので、半年余りで貯金は100万円になった。

 早々に「このままではもたない」と思った。職場の人間関係には恵まれたものの、勤続1年がたつ前に退職。すぐに書店でアルバイトを始めたが、折悪しくコロナ禍の直撃を受ける。時短営業や休業のあおりで、月収は休業手当を含めても5万円を切った。貯金の残高がみるみる減っていく中、必死で就職活動をしてなんとか現在の流通情報関連の会社に転職することができた。

 会社では飛び込みの営業も任されているが、雇用形態は半年更新を繰り返す契約社員。最近、時給が100円アップして1200円になったのに、手取り額は減ってしまった。給料に応じて差し引かれる社会

これ深夜の品出しアルバイトか期間工のほうが百倍マシだよね。

高卒バイトと待遇が変わらない。大学に行った意味がかけらもない。

期間工でひたすら機械になってたほうがいいんじゃねえかな。

生活保護のほうがマシだよね

最大の問題はフルタイムで働いても、生活保護水準と変わらない手取りの雇用しか選べないことだ。

生活保護水準恵まれてるからな。

鬱病が悪化して、生活保護になった。この2年間は、月8万円弱の生活扶助で日々の生活をするが、どうしてもお金のやりくりが苦手だった。必要のない洋服や小物などを買ってしまって、お金を使いすぎてしまう。

70000でやりくりしろと言われてしんどいというのは結構無理がある。

地方都市出身のイチロウさんは、現在は都内のシェアハウスで1人暮らしをしている。シェアハウスを選んだのは初期費用が掛からないから。家賃は5万円。1カ月の食費は3万円以内に抑えるのが目標だ。無駄遣いをしないよう、食料品は1週間分をまとめて買う。安価なモヤシと納豆、豚のひき肉は欠かせない。炒め物でひき肉を使うと、肉の脂身が食用油代わりになるのでその分節約ができるという。

えらいえらい。3万円で飯、格安スマホで低速通信してればネットで遊べる。
図書館も行けばいい。

しかしすべきなのは読書なのか?

イチロウさんには唯一自分に許している贅沢があるという。それは読書だ。家計簿によるとこの3年間の書籍代は「18万8413円」。高額な専門書などは図書館で借りるが、書籍の購入費用だけはできるだけ惜しみたくないという。

年6万円。月5000円。もう少しだけ頑張って月1万を投資に変えて、インデックス買えばどうなるだろう。
大学学費分仮に500万も投資にまわしていたら。

利回り6%で、18から30年で4000万円になる見込みだ。
40年なら7000万円まで膨らむ。

48歳で4000万あれば海外に住むことでアーリーリタイアもできるかもしれないし、家賃が低い日本の地方都市車無しならなんとか逃げ切れるかもしれない。

58歳7000万なら、若い外人嫁もらえるかもしれない。夢があるではないか。

本当に無駄な大学進学は辞めるべきだ。

やるなら軍師

今はまっているのは古代ギリシャの哲学者であるプラトンの著作を集めた「プラトン全集」。イチロウさんによると、プラトンは理想国家において、政治は一部のエリートが担うべきであることや、彼らは私的財産を所有しないこと、さらには生産労働に就かない代わりに国を治める仕事に徹底して奉仕することなどを主張している。

 イチロウさんはプラトン全集について語るときばかりは、それまでの物静かな口調とは打って変わって熱心に身を乗り出してきた。「めちゃくちゃおもしろいです。これを紀元前5世紀に生まれた人が言ってたんですよ。すごいですよね」

本当にやるなら軍師感がある。
目の前にある課題片付けられないときには、とてもとても大きな問題か些末な部屋の散らかりにに目を向けるのがよい。
目の前の問題に押しつぶされるまでは、幸せでいられるから。

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