創作日記6月上旬

大喜利ライブが舞台のラノベを書き上げました。
いや下ネタほぼナシだからライト文芸かな。

これから改稿作業が残っていますが、
僕はあんまり改稿しないほうなので、大体は完成で大丈夫だと思います。

持論と言うか言い訳なんですが、初稿はできるだけ直さないで投稿します。
何故なら最初の勢いってヤツがあると思うからです。
本格的な改稿は評価シートをもらってからでいいかな、と。
まあ単に改稿する時間があるのならば、新作を書きたいだけですけども。

僕は書くことが好きなので、できるだけ新しい物語を書いていたいんです。

結果待ちを表計算ソフトにまとめているのですが、
その結果待ちをボーっと見ている時間がめちゃくちゃ好きですね。
投稿そのものは苦手ですけども、結果待ちはすごく得意です。
待つだけなんで。

さて、もう少し完成したラノベの話をしましょうか。
ザックリ書くと、
大喜利ライブに出まくって大喜利の天下を獲りたい主人公に、
弟子志願が現れて「まあネタになるし」ということで弟子をとり、
その弟子が「漫才したい」と言い出して、やってみたら意外と好評。
でも主人公は、本当は大喜利以外のことはやりたくないんだけども、
弟子から言われた
「テレビのスターにならないと大喜利日本一の番組には出られない。
 だから一緒に漫才をやって、売れましょう」
というような言葉が図星過ぎて喧嘩になったが、謝罪し仲直り、
漫才もやるようになったが、
できるだけ大喜利を意識した漫才をやり、
イメージ戦略で、大喜利と言えばこのコンビ、という風にしていく。
また本格的に売れるため、とある事務所の養成所に入ると、
そこに主人公の学生時代の天敵がいて、
その天敵の妨害を受けながらも、実力を見せつけて圧倒。
事務所所属も勝ち取って、ではここからだ!
みたいな感じです。

今のブームで『無双』と『ざまぁ』というヤツがあるのですが、
今回はそれを意識して作りました。

本当は勝ったり負けたりする主人公のほうが僕は好きなんですけども、
今回の主人公は『無双』属性にしました。
その分、弟子が負けます。

あとは養成所編で『ざまぁ』という、やり返す展開を作りました。
妨害されて、滑らされて、講師も買収されて……からの、
実力だけで勝利を勝ち取る感じです。

『無双』も『ざまぁ』も趣味じゃないんですけども、
書いてみると『無双』は楽だし『ざまぁ』は古典的でいいですね。

大喜利の話ですけども、基本的にはネタ的な作り方なので、
苦労は何もしませんでしたけども、主人公の決め球だけは気を使いました。

勝ちを決定付けた回答は、ある程度説得力が無いといけないので、
いろいろ考えた挙句、
ネット大喜利で良い成績だったボケを使うことにしました。

それに伴い、お題もそれに近いお題にして、
(要素を足して、全く同じお題にはしていません)
その決め球を主軸にして、周りの展開を作っていった感じです。

本当はもっと展開のあるラノベの予定だったんですけども、
大喜利パートを一発作ると必ず1万字前後食うことが分かって、
文字数の計算が上手くいきませんでした。

ただこんなに食うのであれば、
今度は大喜利のトーナメントだけの物語も簡単に作れるな、と思いました。
人間関係を複雑にして、ちゃんと群像劇の様子を作れれば。

さて、大喜利ライブに出場していない人間が
大喜利ライブの物語を書いてもいいかどうか問題ですが、
異世界転生勇者じゃないのに、
異世界転生勇者の物語を書いている人も多いので、

そこは全然気にしていません。
ネット大喜利を昔からやっているからいいだろ、みたいな気持ちでいます。

というわけで出場していないなりに考えたことは、
『大喜利は頭脳戦』というキャッチコピーでした。
小説なんで、思考をたくさん書けるので、頭脳戦にしました。

頭脳戦にしたから、文字数も食うんですけども、ボケの説明をしたり、
何故このタイミングでこのボケなのかの説明をしないとダメだったので。
まあ相性も良かったんじゃないかなと思います。

ネット大喜利は苦手ですけども、
ネット長文(ネタ)はそれなりに書けると思っているので、
できるだけネタに寄せて、パワーよりも理詰めで書きました。

そんな感じでしょうか。
今後もこんな感じのお笑いがテーマの物語をたくさん書いていきたいです。

とは言え、今後の予定ですが『お笑いがテーマ』は少ないですけども。
なんせいろんなジャンルに投稿したいので、そればかりにはならないです。

6月上旬の創作日記は以上となります。
今後、定期的に書けたらいいなぁ、と思っています。
それでは。